デジカメ遍歴 (とゴミ写真)

最終更新 2024.10。

ここは元はデジカメで撮影したゴミみたいな写真を置いとくスペースだったんだが、 デジカメ遍歴の記録場所と兼用になって、 そのうちゴミ写真の方がオマケになった、という経緯で、 自分で買ってもいない QV-100 の撮像とかがそのまま置いてあります。

カメラ、は、中学生の頃 (小学生だったかもしれない) にこづかいためて近所の写真屋で店頭在庫のコニカのコンパクト機 (C35 Flashmatic) を買って、 壊れるまで (成人するくらいまで) 日常や旅行のスナップなどで使った。全部でフィルム 30本までは撮ってないと思う。 ホントは別メーカーの他機種を買いに行ったんだけど、 こっちの方がいいよと店のおばちゃんにねばり強く薦められて1Bスカイライトフィルタのオマケもつけてもらったりして購入したんだったような。 いやフィルタは自分で買ったんだったかな? (うろ覚え) まあシャッターのバネが強い割にシャッターボタンが細くて、押す時に指先がちょっと痛かったしうっすら跡も残ったけど、 二重像合致式のピント合わせやプログラムAEなどの使い勝手も、写真の写り自体も悪くない (当時はそれほどピンと来てなかったが)、 買って良かった機械だった。 だいぶ後になって知ったんだが、コニカ C35 のレンズはかなり評価が高い (高かった) らしい。 もうちっと大事に使ってもたせればよかったかなあ…。 あとは父親が死蔵させていた古い一眼レフを勝手にちょっといじったこともあるが (ASAHI PENTAX だった。調べてみたところによると、 当時大ヒット商品だった露出計内蔵の ASAHI PENTAX SP ではなく、 その廉価版で露出計内蔵してない ASAHI PENTAX SL に、専用露出計のペンタックスメーターSL というのをつけたものだった)、 フィルム数本撮ったくらいのタイミングでシャッターを壊してしまった。 たぶん同梱の標準レンズ (Super Takumar 55mm 1:1.8?) しか持ってなかったと思うんだが、 けっこう被写界深度の思いきり浅い写真が撮れて新鮮で面白く感じた記憶がある。

で、自分や父ちゃんのカメラ壊しちゃった以降は写真やカメラにハマる機会も特にないまま、 たまにレンズ付フィルムのお世話になる程度で過ごしてきたが、 前世紀末、現像代を気にせずバンバン撮れる「デジタルカメラ」がついに一般消費者向けの価格と性能で目の前にあらわれる。 フィルムカメラ (フィルム映像) と比べて画質面ではまだまだ敵わなかったとはいえ、 元々「作品」よりも映像記録 (映像メモ) 指向な自分には、このデバイスはうってつけの代物だった。 その後、こんな短期間でフィルムカメラがここまで衰退しちゃうとは思いもしなかったが…。

で、今のところ写真撮影よりはカメラ自体への関心の方が上っぽい。 写真を趣味としてる人と比べると圧倒的に撮影枚数が少ない。 撮影するのはほぼ記録画像。 記録という意味では動画の方が情報量がはるかに上で、 たまには (安い装置で) 動画も撮影はするが、 難点は鑑賞がめんどくさくて時間かかるのと保存容量がはるかに大量に必要なところだな。 作品志向ではないので基本 RAW 撮りもほぼ使わず JPEG のみ。 ファイルサイズがかさばるのもヤなので解像度も大体 10M 以下で常用。 というパターン。 その割にはいわゆる撮って出しの JPEG 画像の画質があんましよくないと気に入らなかったりしがちという。ワガママだな。

以下、だいたい買った (使った) 順。焦点距離「○○mm相当」はすべて 35mm 換算値。


QV-100 (CASIO)

[借り物]

しょっぱなから番外で、自分で買ったんじゃなく会社の備品だったカシオの QV-100。発売は 1996年 8月。1/4型 CCD の 30万画素機。焦点距離 38mm(F2.8) 相当。

今から考えるとナントモハヤな画質だけど、まァまァ遊べた。 でも仕事に使えるレベルではなかったな…。

CAMEDIA 2000 ZOOM (C-2000Z) (OLYMPUS)

[引退]

1999年 4月発売、購入。初めて買ったデジカメ。1/2型補色型 CCD 採用の 200万画素機。焦点距離 35(F2.0)~105(F2.8)mm 相当。割とベストセラーだった機種。

補色型 CCD は当時やはりベストセラー機の NIKON COOLPIX などにも採用されていて割とメジャーだったが、 その後廃れてしまった。 暗さには強い反面、色が転びやすい弱点があったのが難かな…。 でも画素数の割に撮像素子が大きく (1/2型)、 またレンズが明るいのもあってこの機械の撮像はかなり綺麗だった。と思う。
この C-2000Z の最大の難点は、メニュー操作用の十字キー(?)の操作しづらさ。 モードの大半をメニューで切り換えなきゃいけないんだけど、 上・下・左・右、にしっかり入らず、 かなりの頻度で例えば下に入れたつもりが右→下だの左→下だのに入って、 目的以外の項目のモードが勝手に変わっちゃってから次の項目に移動する、という…。 おかげで画像サイズが勝手に (予定していたより) 小さく記録されてしまって気づかなかったりとかの失敗を、特に最初のうちはよくやらかした。 これには本当にまいった。ちなみにこの最悪な十字キーは後継機 (C-2020Z) でしっかり改善されていた。

2002年末ごろまでの主力機。約 3300枚撮影。

LUMIX DMC-FZ1 (PANASONIC)

[引退]

2002年 11月発売、購入。1/3.2型 CCD の 200万画素機。焦点距離 35(F2.8)~420(F2.8)mm 相当。

光学手振れ防止装置 (OIS) 付 10倍ズームの OLYMPUS C-2100UZ を旬のうちに買いそびれてしまい (値段の関係で) 、 未練を感じつつも中古探して買うほどでもなァ…とためらっていたところへ手頃な価格で OIS 付 12倍ズーム機が出たもんで、 極小 CCD からくる画質の問題をある程度覚悟の上で買ってきた。 しかし ISO200~400 あたりのノイズの多さにはちょっと後悔気味…。 あと、絵作りの特性を割り引いて考えても、やはりラチチュードがちょっと狭い感じがする。 3年半も前に買った C-2000Z の方がノイズとラチチュード面では明らかに優秀だった。
結局、操作性も形状も軽快な動作も、かなり気に入ってたんだけど、 肝腎の画質 (と色味) がいまひとつ好きになれずじまいだったなァ。

ずっと後に FZ1000 を買ってから気づいたんだが (気づくの遅すぎだが)、 そういえば月だの鳥だのといった望遠御用達 (?) みたいな被写体は撮ろうと思わなかった。 むしろアダプタ使ってムリにワイコンつけて 28mm 相当とか 18mm 相当とかの画を撮ってたりして…。

2003年末ごろまで使用。約 770枚撮影。

なにを撮ってんだか…

ついでにメモ。
RW:runway: Panasonic DMC-FZ1
FZ1 について詳しいページ。各撮影モードの詳細な一覧表あり。

DC4800 (KODAK)

[引退]

2000年 6月発売。2003年 5月購入。1/1.75型 CCD の 300万画素機。焦点距離 28(F2.8)~84(F4.5)mm 相当。

DC4800 の撮影画像をネットで見かけて、その色の図抜け具合にちょっぴりシビれてしまい、 広角が 28mm (35mm換算) というのにも引かれて (当時広角寄りの機種はほとんど選択肢がなかった)、 中古で入手 (Yahoo! オークション)。 しかし地味めな色設定が好きな奴 (= ワシ) が使うと、当然そんなにスカッとした色味の写真はあんまし撮れないんであった。 古いカメラなんでローパスフィルターの性能のせいか縞模様撮るとすぐモアレが出るし、 色も乗りすぎてすぐ色飽和しちゃうけど、 でもこの絵はやっぱりなんとなく好きなんですな…。 といってもスナップ写真しか撮っとらんけど…。

2005年正月まで使用。約 850枚撮影。

IXY DIGITAL 40 (CANON)

[引退]

2004年 10月(?)発売。2004年 12月購入。焦点距離 35(F2.8)~105(F4.9)mm 相当。 1/2.5型 CCD の 300万画素機。

特に狙って買った機種という訳ではなく、 Web ショップの特売でたまたまちょっと安かったのを見つけて…。 安かったといってもこのスペックで 26K ほどだった。
ちなみに“コンパクトデジカメ初の DIGIC 2 搭載機”らしい。 DIGIC つーのは CANON のデジカメの画像内部処理エンジン (LSI チップと処理アルゴリズム) の名前で、 DIGIC 2 はその 2代目。でいいのかな。 CANON の画像処理はノイズ処理などが比較的優秀で評判が良いっぽい。 でもこれがあまり好きでない人もいる (ワシもどっちかつうとあまり好きでない方)。 ほとんどの状況でソツのない処理で仕上がりも綺麗なんだけど、 いじり過ぎに感じる時もあったりするんで…。
このカメラについては画素数がそれほどトンガってないのもあって、 極小撮像素子の割には素直に撮れる方だと思う。 あと図体が他機種と比べてひとまわりほどちっちゃくて軽いので、持ち歩きがしやすいのも利点だった。 2回ほどポケットからアスファルトの地面にすべり落としたけど、ガワがちょっとへこんだ程度でダメージはなかった。 金属製の筐体はなかなか丈夫。

2013年 4月まで使用。約 1500枚撮影。その後は IXY 410F にバトンタッチ。 バッテリが同型だったので流用できてなにより。

DiMAGE A1 (MINOLTA)

[休眠]

2003年 9月発売。2005年 1月購入。2/3型 CCD の 500万画素機。焦点距離 28(F2.8)~200(F3.5)mm 相当。

MINOLTA から KONICA MINOLTA に変わる直前に出た機種 (これの半年後に出た後継機 DiMAGE A2 は既にロゴが KONICA MINOLTA だった)。 発売当時から欲しかったんだけど懐の都合で買えず、後に中古で購入 (マップカメラ)。 箱を開けたらうっすらタバコのヤニ臭がして、あ~やっぱし中古はイカンな~と思った。 しばらくしたら臭いは消えたけど。
この機種には SONY 製 CCD の製造欠陥による遅発性の持病(?)があって、 発症した際に SONY のサポートに送って無償修理してもらった (その時既にコニカミノルタのデジカメ部門は消滅していた)。
これで数多の飲み会も高校の同窓会も父親の葬式も先の引っ越しも撮ったな~。 ちょっと色が緑に転ぶ傾向はあったけど、使い勝手も画質も割と気に入っていた。 ズームが手動なところも好き。 しかしさすがに 10年以上前に発売の機種、 暗所にあまり強くないのと可搬性がいまひとつ劣るのとで、 新しいコンデジをたて続けに購入しちゃった (2014年) あたりからほぼ出番がなくなった。 まあ今のところ手持ちの CCD ベースのデジカメでは一番いい機械ではある。 つっても CCD ベースのデジカメがもうほぼ絶滅状態だけど。

2015年 6月ごろで実質的に使用終了 (その後もちょこちょこ使ってるけど試し撮りの範囲)。 約 6600枚撮影。

IXY 410F (CANON)

2011年 2月発売、2013年 5月購入。1/2.3型裏面照射型 CMOS の 1200万画素機。焦点距離 24(F2.7)~120(F5.9)mm 相当。

久々に買ったデジカメ。中古で入手 (ヤフオク)。常時携帯メモ写真用カメラ IXY DIGITAL 40 の後継機として。 さすがに最近(?)の CMOS 機だけあって暗所には強い。 もちろん暗くなるほど画質は落ちるけど、手振れや暗所の AF 失敗で何写ってんのかわかんなくなるよりはよろしい。 その代わり…でもないけど、明るいところでもあんまし画質よくない気はする…。まあ撮像素子ちっちゃいから仕方ないね。 とりあえず 1200万画素でなく 600万画素のモードで常用。 といっても元から画質方面はそれほど求めてないので無問題。 これについては極小素子でもそこそこの画質に作ってしまう優秀な CANON の処理エンジン (DIGIC 4) に頼る姿勢で、 P (プログラムAE) モードは使わずオートモード固定。 IXY DIGITAL 40 と同じくガワが金属製で少々おっことしてもダイジョブそうなところは持ち歩き用途には向いてるかも。 落とすつもりはないが。
という感じで、買った時点ではこれを重点的に使い回す予定だったんだが、 その後他の機種をいろいろと買い足してしまったため出番があんましなくなってしまった。 しかし使わないつーのももったいなくて、結局食事の記録係を専任してもらっている。

2024年 9月末時点で約 22700枚撮影 (ほとんど購入物と食事の写真)。

XF1 (FUJIFILM)

[故障により死亡]

2012年 11月発売、2014年 6月購入。2/3 型 EXR CMOS 1200万画素機。焦点距離 25(F1.8)~100(F4.9)mm 相当。

処分価格っぽいとはいえ久々に新品で購入…。 店頭でたまたま見っけて、一晩さくっと情報を検索して、翌日購入というロクに検討もせず買ってしまったほぼ衝動買い。 撮像素子が比較的でかく (2/3型)、画角が広角寄りで (35mm 換算で 25~100mm)、 レンズが比較的明るく (F1.8、ただし広角側)、 コンデジには珍しくズーム操作が手動というところにちょっとひかれた。 でも昨今のコンデジのご多分に漏れずファインダが (光学も EVF も) ついてないんで老眼者にはちと厳しい。 これもアスペクト比 3:2、約 530万画素のモードで常用。 あくまでも数枚試し撮りした限りでは、画質的には期待してたよりちょっと落ちるかなァ…。 特に同じサイズの 2/3 型撮像素子 DiMAGE A1 と比べて (といっても A1 は CCD でこっちは CMOS な上、FUJIFILM 独自の素子らしいけど)。 これが CCD と CMOS の素子の違いに由来するものなのか、そのへんはよく分からない。 あと最近のコンデジはどれもそうだけど、オート撮影モードがなにやらいっぱいあってどれがどうなるのかまだ把握できてない。 ちょっといろいろ設定を調べてみないとな…。 場合によっては従来どおり (?) P モードオンリーで使うかもしれん。 アスペクト比 3:2 の約 500万画素モードで使用。

設定にもよるのかもしれないけど、色味がちょっと黄色がかる感じのクセがある気がする。 なんつーか、こってり感があるというか。でも嫌いな色乗りではない。

2015 年 9月、故障。新品で買って 1年 3ヶ月…。たまにしか使ってなかったんでまだ 300枚も撮ってなかった。
症状は、まず露出が異常 (オーバー) になり、しばらくすると「レンズ制御エラー」で撮影自体できなくなる、というもの。 検索してみると、XF1 はこの故障がやたら多い。 しかも、修理に出して戻ってきたけどまた同じ故障が発生した、という記事もかなり多い。 という訳でこれはどうやら XF1 の持病、というか、おそらく設計 (構造) に由来するものの模様。 どうもレンズの繰り出しの繰り返しで、内部のフレキケーブルが断線してしまうのが主要因らしい…。 メーカーはリコールは出していない。 保証期間が過ぎているので有償修理の可能性もあったが、ダメ元で修理に出して (見積もりを取って) みたところ、 無償で修理対応してもらえた。 最近では修理に出すと、この故障に関しての対策も施されて返ってくる、という未確認情報も見かけたが、 あくまでも未確認情報で再故障の可能性は考えて使わないといけないな。 なるべくそーっと扱って長持ちさせてやりたいところ。
なおこの機種のメーカーによる修理受付は 2019年 6月末で終了した模様。

2019年 9月、二度目の故障。メーカー修理受付は完了しており、 自力で直す技術力も、別会社に修理依頼する経済力もないので、 残念ながら廃棄確定。 画とかけっこう好きな方だったんで、ほんとに残念だけど、まあしょうがないよね…。 形あるものはみないつか壊れるんだわね。 そういえば故障して終わったカメラはたぶんこれが初めてだな…。
最終的に約 2200枚撮影。

LUMIX DMC-XS3 (PANASONIC)

2013年 8月発売、 2014年 7月購入。1/2.33型 MOS 1400万画素機。焦点距離 24(F2.8)~120(F6.9)mm 相当。

本体が小さくて画質がなんとか許容範囲で操作体系や機能が割り切った仕様なのと、 駄目押しで値段が安かったので (Amazon や量販店で 12800円込が精一杯の最中、近隣のドンキで税別 9200円税込 9936円)、 つい買ってしまった。 安かったといっても中古で買った IXY 410F の倍近いんだが…。 ご多分に漏れず購入時には既に型落ち。製品のサイクル早いわ…。 撮像素子は IXY 410F とほぼ同サイズの極小なので画質は推して知るべし…なんだけど。なにしろちっちゃくて軽い。 メディアも SDカードじゃなく microSDカードだったりする。 大きさ重量はカタログ値では 410F と大して変わらないんだが、 シャツの胸ポケットに入れて歩いた時、ポケットが重みで下に下がる下がり方がだいぶ違う。 なんか説明になってないけど。 あと起動が素早い。起動時のモータ音も小さめ。 ただ、設定できる画像の圧縮率が 2段階なんだけど、 低画質の方に設定しても画像ファイルサイズが他の機種の (同等画素数の) 高画質モードと同じくらいでかくなる。 極力ノイズを乗せないようにするためなのか、圧縮がヘタなだけなのか、そのへんはよくわからない (未検証)。 あと最近のコンデジにしては、液晶モニタの視野角がちと狭い。左右からと上からはまあ大丈夫だが、 下からだと見づらい…つまりカメラを頭上に高くかかげて撮るような状況だと辛い。 こういうところで地味にコスト削ってるのかもしれない (邪推)。 といっても 4~5年以上前のコンデジの液晶モニタはみんなこんなモンだったっけ。
500万画素モードで常用。 画質面では IXY 410F に負けてる感はあるものの、 手持ちのカメラの中で最薄最軽量なので、 現在外出時にはこれを胸ポケットに突っ込んで行ってる。 スマホ持ってないんでメモ撮り用。滅多に使う機会ないけど。

2024年 9月末時点で約 870枚撮影。

STYLUS XZ-10 (OLYMPUS)

2013年 2月発売、 2014年 7月購入。1/2.3型 CMOS 1200万画素機。焦点距離 26(F1.8)~130(F2.7)mm 相当。

撮像素子が IXY 410F や LUMIX DMC-XS3 なんかと同等サイズなのに、 Web で作例を見てみたら写りがなんか違う。これはもう別クラスのカメラだな。 特にレンズが優秀らしく、また望遠側でもかなり明るい (35mm 換算 130mm 相当で F2.7)。 というあたりで買ってしまったのだが本当は XZ-2 (1/1.7 型 CMOS) を買いたいなと思っていたのだった。 しかし XZ-2 は値段がまだ (希望より) 若干高かったので躊躇しているうちに、 こちらも型落ちでぼちぼち流通在庫が切れるようで、処分価格っぽい安売り状態のところでつい手を出してしまったという。 XZ-2 はその後生産終了して値崩れするどころか中古価格が上がっちゃってる始末。
タッチスクリーンでピント位置が指定できたり、 また細かい文字なども (画像処理で) つぶれたりしにくくわりと鮮明に写るので、 現在は主に購入物の記録用に活用中 (ちょびっともったいない)。 他に外出時に予備で持って行って、同行者に貸し出したりとか。 主にアスペクト比 3:2、約 430万画素のモードで常用。

どうもこの機械は手振れ補正のシステムにバグがあるような気がする。 同じ条件下で撮影しているのに、 たまに突然手ぶれでブレッブレになって、数枚以上続いてまた突然止む、という症状が。 たとえば焦点距離 26mm (35mm 換算)、ISO 320、露出 1/30秒、くらいの条件で、 前後の撮影ではまったくブレてないのに、 間に数枚ぶれっぶれの写真がはさまるとか。 むしろ手振れ補正の機構がブラしてる感じなんだが。 撮影条件にもよるだろうが、 普段は手ぶれ補正を切っておいた方がいいかもしれない。
ちなみに似たような環境下でこの機械よりずっと大量に撮影している IXY410F ではそんなブレ方になったことはない。

2024年 9月末時点で約 26200枚撮影 (大半は日々の購入物の記録)。

LUMIX DMC-G2 + LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. (PANASONIC)

[譲渡済]

2010年 4月発売、2014年 8月購入。4/3 型 Live MOS 1200万画素機。ミラーレス一眼の標準ズームレンズセット (焦点距離 28(F3.5)~84(F5.6)mm 相当)。
2015年 7月、譲渡済。

中古で購入 (松阪屋カメラ)。 ちょうどこのころ知人より「ちょっとアルバイトでカメラマンをやらないか。シロートさん相手にハッタリが利くようなカメラなら大歓迎」 的な話を受けて…。 ハッタリが利くつったら一眼レフ的なカメラだろうなあ…と思い、 ざっくり調べてみたら、機能的にはやや古いし処理速度も若干遅いが静物撮るには十分、的な評価記事を見かけ (スタパ氏の)、 手が出る範囲の値段で商っている店も見つかったので。 ちなみにそのアルバイト話は半ば予想していたとおりその後自然消滅した。

撮像素子はフォーサーズ (マイクロフォーサーズ) で、過去に買ったコンデジのどれよりもサイズが大きい (まあ APS-C やフルサイズと比べたら小さめではあるが)。 しかし大きめサイズの撮像素子の画質ちゅーものに抱いている期待が過大なせいか、 撮影した写真を見ても、あんましパッとしないなァ…的な感想がどうしても出てしまうんであった…。 なんでかね。 アレかな、室内で ISO アゲアゲの試し撮りしかしてないからかね。

このカメラは何度か試し撮り程度の撮影をした後、 結局上記のバイト話を持ちかけてきた知人へ譲渡したのであった (譲渡したカメラは他にも PENTAX の Optio 330RS があるんだが (亡父に)、 そっちは一度も自分で使わずに譲ってしまったのでこのページには記録してない)。
その後、けっこう荒っぽい使い方をされていたことを知る (子供と一緒に砂遊びしながらの撮影で砂ホコリまみれになってた)。 でも故障もせずちゃんと動いてるみたいなんで大したもんだと思う。

LUMIX DMC-LX100 (PANASONIC)

2014年 11月発売、2016年 6月購入。4/3型 MOS 1684万画素機 (有効画素 1280万画素)。焦点距離 24(F1.7)~75(F2.8)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。 ぶっちゃけ、予想外にいいコンディションでお買い得だった。 後述の手順でシャッター回数を確認したらせいぜい 50回程度でほぼ新古品だったという… (何らかの原因でデータがリセットされてたとかでなければだが)。
コンデジにしてはでかい、という評価をよく見かけるが、本体はそうでもないと思う。 以前はコンデジといってもこれくらいのボリューム感は割と普通だった。 たださすがにレンズはでかい (焦点距離の割に)。 大きさはともかく性能的に個人的にビミョウに猫に小判感あり。 買っちゃったモンはしょうがないので頑張ってそれなりには使えるようにしたい。 まあ主用途は相変わらずメモ的撮影なんで、頑張るもへったくれもない気もするけど…。
ちなみに純正の自動開閉キャップをちょっと加工して、 廉価な薄枠レンズ保護フィルタと併用している (→詳細)。

1200万画素機だが、例によってモードを 650万画素モードにして常用。 こいつのアナログズーム範囲は 24~75mm (35mm換算) なんだけど、 650万画素モードだとこのズーム範囲が (デジタル拡大処理なしで) 24~105mm (35mm換算) まで拡がる。 つまり 1280万画素の最望遠 75mm 相当 を 650万画素にトリミングすると 105mm 相当になる、ということなんだろうな。 ちなみに 300万画素モードにするとさらに 24~150mm (35mm換算) まで拡がるが、このモードは使わない。
デジカメの画質設定は IXY 410F 以降すべてデフォルト設定で使っていたが、 これは少しいじってみようかな…。 シャープネスとノイズ除去を弱めにして…。コントラストもちょっと下げてみるか。

2024年 9月末時点で約 1180枚撮影。

メモ:LX100 のシャッター回数の確認方法

メモ2:4K 動画の 30分制限の解除

4K 動画の 30分制限の解除、の解除:全設定クリアなので注意

STYLUS XZ-2 (OLYMPUS)

2012年 10月発売、2016年 7月購入。1/1.7型 CMOS 1200万画素機。焦点距離 28(F1.8)~112(F2.5)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。
「美品」として出品されていた物だが、 届いてみたらモードダイヤルの印字が一部、剥げていて判別できなくなっていた (SCN と C2 が顕著)。 あとホットシュー周辺の隙間や溝にホコリが固まって詰まってたりとか。 実使用上は問題ないが、出品写真にも説明にもまったく触れられておらず。 まあ一定の割合でこういう杜撰 (もしくはプチ悪質) な出品者はいるものだ…。 動作に問題なく、梱包なんかも丁寧だったんで今回は見逃してやろう。 純正自動開閉キャップもついてたし (でも元のキャップがついてなかった。がっでむ)。

例によってアスペクト比 3:2、約 430万画素モードで常用 (アスペクト比 4:3 のモードなら 650万画素使えるんだが…)。 XZ-10 の親分格 (??) の機種。XZ-10 ではできない細かい設定ができるようになっててちょっと面白い。 これを入手する前の段階で既に、手持ちの現役デジカメは使い分けし切れない数になってしまっているが、 買ってどうすんだ、というのは置いといて買ってしまう。うーん病気だな。 まあ使い道がない訳じゃなし (そりゃそうだ)。 それにしてもアレだな、所有カメラのメーカー偏ってんなワシ…。

白熱灯下でのオート WB 挙動がアヤしい事象発生…。必要以上に赤くなる。 ううむ…。これ持病? それとも故障?

室内照明下でブツ撮り (表面ツルツル物) する際の照明の反射を軽減できないかと思い、 コンバージョンレンズアダプタと PLフィルタを購入して装着してみたが、 思っていたほどの効果は得られなかった。 うーんそうか。

2024年 9月末時点で約 4130枚撮影。

FinePix REAL 3D W3 (FUJIFILM)

2010年 9月発売、2016年 10月購入。1/2.3型 CCD 1000万画素 (×2) 機。焦点距離 35(F3.7)~105(F4.2)mm 相当。 ステレオベース (左右レンズの間隔) 実測 7.5cm。

中古で入手 (ヤフオク)。 いわゆるステレオカメラ。 購入時点で現役の手持ちカメラ達の中では製造時期が一番古い。 1/2.3型 CCD なせいもあって画質があんまし (かなり) よくない…。 そして暗所に弱い。手ぶれ補正もない (まあ仕方ないけど)。 撮影画像をメディアに保存したり、 再生モードで画像を切り替えてから操作を受け付けるまでに数秒以上待たされる。 どうやら処理能力もあんまし高くないみたい。 でも一応現行のステレオカメラの中では一番高機能っぽい。 背面の液晶モニタはレンチキュラー式で、撮影した立体写真を肉眼で立体視して確認できるし。 もうちっと性能面をブラッシュアップした後継機を出してくれるとうれしいんだがなー。 撮像素子を裏面照射型 CMOS あたりにして。
ちなみに、ステレオ写真の場合はパンフォーカス寄りの方がよい (と言われている) ため、 撮像素子が小さかったり F値が大きかったりするのはまあ有りといえば有り (REAL 3D W3 の開放 F値は広角側 (35mm換算 35mm) で F3.7、望遠側 (35mm換算 105mm) で F4.2)。
しかし、この高級 (高額) オモチャな感じのたたずまいにはそれだけでなにかそそられるものがある。個人的に。 イロモノ好きの琴線に触れる部分が。

撮影画像は MPO (Multi Picture Object) という拡張子の、 JPEG 画像を複数枚持つフォーマットのファイルで保存される。 Nintendo 3DS で撮影した画像も MPO で保存されるみたいだな。ワシは持ってないんで知らなかったが。 susie という画像ビュワーのプラグインで MPO 表示対応のものが公開されていて (mpo3d.spi)、 うちでは susie プラグイン対応の画像表示機能付ファイラ (あふW) で交差法で表示するよう設定して、 PC 上ではこれで主に鑑賞している。

画質があまりよくないといっても、立体視の場合は等倍などに拡大して見るものではないので、 多少ノイジーでも実のところそれほど問題とは感じない。 でもなるべく画質は稼ぎたいので、他の機種のように解像度を下げたりせずに、 アスペクト比 3:2、約880万画素モードで使用中。 つってもまあ基本ひきこもりなので例によってほとんど使う機会ないんだけど。 いま住んでる近辺の景色でもヒマを見て撮っておこうかなあ。

2024年 9月末時点で約 130枚撮影。ほとんど使ってないなー。

Cyber-shot DSC-RX100M4 (SONY)

2015年 7月発売、2018年 3月購入。1型 CMOS 2100万画素機 (有効画素 2010万画素)。焦点距離 24(F1.8)~70(F2.8)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク。まさか落札するとは思わなかった…)。 ちなみに入手時点での RX100 の最新機種は M5 だが、 M4 と M5 のスペック的な相違は主に動画と AF の性能向上で、 AF はともかく動画性能は個人的にあまり求めていないのと、 M5 は M4 に比べると電池の持ちがやや悪いらしいのと、 そもそも M5 は中古ですら値段的にいまいち手が届かない、ということで M4 にした。 つーか無印含めてラインアップ全機種現役で販売してるんだよなこのシリーズ…。

SONY のカメラはこれが初。 図体が小粒の割に持つと重量を感じる。中身詰まってる感じ。
で、SONY 製品全機種共通ではないのかもしれんが、他社の機種と違う部分が微妙に引っかかる…。
まず電池 / メディア挿入部分のフタ、他の (ほとんどの) 機種ではロックを解除するとバネでフタがパカッと開くんだけど、 これが RX100m4 ではロックを解除してもフタがちょっと浮くだけで、パカッと開かない。 中古で入手したので壊れてバネが取れてんのかと思ったが、検索してみたところ元々こういう仕様らしいことが分かった。 まあ IXY410F もパカッとは開かないんだけど、 IXY の場合まずフタ自体を横に…ヒンジから離れた方向に…スライドしてロックを解除する機構なので、 その時点でフタが本体の縁から突出して指を引っかけやすく、 自然にフタを開けられるのであまり違和感はない。 しかし RX100 の場合はフタがちょっと浮くだけでフタの縁に指を引っかけやすくなる訳でもなく、開ける動作がちょっとしにくい。 まあこれについては慣れればあまり違和感を感じなくなるかもしれない。
そして SDカード経由で写真データを PC に移す (SDカード側のファイルは削除する) と、 SDカードをカメラ本体に戻して再生モードにした時に、 カメラ側で画像ファイルが削除済なのを認識できず、「表示できない画像です」というエラー表示が出る。 どうも、記録メディアに画像とは別に独自の管理情報も書き込んでいて、 ファイルだけを削除すると不整合が起きるらしい。 えぇ~…。 今まで使ってきたデジカメでそんなヘンな仕様になってるのイッコもないんだけど。 こういう、独自仕様が柔軟性や利便性の足を引っ張るところが、なんというかいかにも SONY だな~という感じがするな (そういやこの期に及んでまだ、SDカードの他にメモリスティックにも対応してるんだよな。 まあ対応してること自体はエラいと言えなくもないかもしれない…けど。 つーか SONY のデジカメって昔はメモリスティックしか使えなかったんだっけ)。 一応、メニュー内に「管理ファイル修復」という項目があって、 管理情報を実際のファイルの状態に合わせる機能が用意されてはいるんだが…。 いちいちメニューを開いて項目までたどらないといけないのでメンドくさい。 これ自動で“修復”するようにしといて欲しかったよ…。 といって、ファイルを移動 (メディア側のファイルを削除) せずコピーする (メディア側のファイルを残す) と、 どっちみちメディアに残ったファイルをカメラ本体側で消さねばならず、 しかし一括削除がなくて個別削除か選択削除か日付単位削除になってしまう。 メディアフォーマットで全削除にはなるが、 これまたメニューを開いてたどって選択しないといけない上、 フォーマット操作自体にも少々時間がかかる。 いずれにしても頻繁に操作するとなるといちいちメンドくさいんだった…。 ちなみに SONY 製アプリ (PlayMemories Home) をインストールした PC と USB接続または Wi-Fi 接続することで、 PC へのデータコピーが半自動的にできるようになってるらしいんだが、 まず USB 接続はカメラ側の端子のカバーをあまり頻繁に開け閉めしたくないので除外。 そして Wi-Fi 接続は試してみたがウチのネットワーク環境のせいなのか PC 側をどうしても認識しないので除外。 まあ Wi-Fi 使うとカメラの電池消耗も激しそうだし…。 なお SDメディアを介したコピー (移動) でもこのソフト経由でやれば管理ファイルの不整合は起きないらしいんだが、 そもそもいちいち専用アプリが必要なのがちょっと鬱陶しい。 アプリの挙動も典型的な「オレに全部管理させろ」系 (ワシの嫌いなタイプ) ぽいので起動・常駐させたくない…。 という訳でいい解決手段が今のところ見つかっていないんだった。 まあ一番簡潔に済みそうなのは (いちいちメニューたどるのが面倒だけど) メディアからファイル削除しちゃって、あとで管理ファイル修復かな…。
さらに。 シャッターボタンの半押し時のクリック感がないので、半押しが微妙にやりづらい。 現在所持している他のカメラは全て、半押し状態で 1段、全押し状態で 1段、計 2段のクリック感が (微小にでも) あるんだが、 こいつのシャッターボタンは押してない状態と半押し状態の間のクリック感がまったくなく、 ストロークもほとんどないので、 半押しにするつもりでうっかり押し込んじゃってシャッター切っちゃうパターンが何度かあった。 なんでこんな仕様なのかは不明…。 これも操作感覚に慣れるまでしばらくかかりそうだなあ…。

他機種と違う部分ではないが、 インターバル撮影ができない。 アプリケーションをダウンロードしてインストールすると「タイムラプス撮影」はできるようになるらしいが、 アプリは有料だし、出力は静止画ではなく動画…。 えっなんで? 使うだろインターバル撮影…。 まあ、単に連続した静止画を得るには動画で撮って自分でカットを切り出すという手もなくはない。 解像度が犠牲になったり編集の手間が面倒だったり撮影時の情報が EXIF に残んなかったりするけど…。 あとはインターバル撮影対応の外付のリモコン (そんなに高くない) を使うという方法もあるようだが。 しかし公式サイトで他にもいろんなアプリケーションが用意されているみたいだけど、ほとんど有料だな。
意外と起動 (電源オン→撮影スタンバイ) が遅い。 個人的にはまったく許容範囲だが。 LX100 とかユーザレビュー見るとやたらと起動遅い遅い書かれているが、 その LX100 とどっこいどっこいかちょっと遅いくらい。 広角側スタートで広角側が一番レンズが伸びるタイプなので、その分ちょっとだけ余計に時間がかかってるかもしれない (僅差だろうけど)。 普通に起動が遅いのはいいけど、たまに電源ボタン押しても反応がないことがあったり、 電源押してから起動まで超タイムラグがあったりすることも… (再現条件不明)。

2000万画素機だが、例によって 1000万画素モードで常用予定。 ちなみにこれも LX100 と同様、光学ズームのみ有効の状態で、 1000万画素モード・500万画素モードでそれぞれズームの最望遠側が 2000万画素モード時の 1.4倍・2倍まで伸びる。 つまり 1000万画素モードでズーム範囲が 24~98mm 相当、500万画素モードでは 24~140mm 相当になるということか。
RX100 (シリーズ) は基本的に AUTO で使うカメラ、みたいな話もちらっと見かけたし、 あまり設定をいじり回さず (でも若干彩度や輪郭強調やコントラストやノイズリダクションなどは抑えめにしつつ)、 基本は P モードではなく AUTO モード (おまかせオート / プレミアムおまかせオート) で常用してみる予定。
なお動画はどうするかぜんぜん考えてない。 4K 撮れるのがウリのひとつではあるみたいだけど、4K に特にこだわりもないし LX100 もあるしなあ…。 つーかそもそも動画撮影自体あんまし使わないだろうし。 あと動画の記録フォーマットがいろいろあるんだが、 取説読むとモードによっては対応ソフトがないと再生できませんみたいな SONY 独自ソフト罠が待ち構えてそうなヤな雰囲気もあったりするし。 まあどうしても必要になったら改めて調べる。

2024年 9月末時点で約 1110枚撮影。

LUMIX DMC-FZ1000 (PANASONIC)

2014年 7月発売、2018年 5月購入。1型 MOS 2090万画素機 (有効画素 2010万画素)。焦点距離 25(F2.8)~400(F4.0)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。このところ中古でばっかり買ってるなー…。
FZ1 以来久々の高倍率ズーム機。 手持ちのデジカメは、特に最近になって買ったものはどれも望遠側がちょっと物足りなくて (今は使ってない古い DiMAGE A1 が 200mm 相当で最望遠という)、 もうちょっと望遠寄りのカメラが一台くらいあってもいいかもしれんなあ…とふと思ってしまい。 まあそのへんの経緯は駄日記の方に。 防塵防滴の機種にも食指は動いたんだが…ぶっちゃけインドア野郎で、 防塵防滴が必要なシチュエーションに高倍率ズームのカメラを持っていく機会自体あるかわからんし。 というかワシの場合そもそもこれを使う機会自体がそんなにあるか分かんないしなあ…。 買っちゃっておいてなに言ってんだっていう。 まあ使わなきゃもったいないんだけど。
製造時期と、製品グレードも近いからなのか、 メニュー周りとか EVF とか操作系とか LX100 によく似ていた。

2000万画素機だが、例によって 1000万画素モードで常用予定。 ぶっちゃけファイルかさばるから 2000万画素も要らないし、 1000万画素モードに落とすとズーム域がデジタル的な拡大加工なしに 25~560mm 相当で使えるし (実質トリミングだけど)。 しかし小さめのコンデジしか使ってこなかった者的にはこのカメラの図体はかなりサイズがでかいので、 気軽に持ち出すのはちょっと大変そうだな…。 まずケースなどを探さなくてはいかん。

買った時点でシャッター回数 1700回くらいだった。

某所で見かけた、「思い切り絞り込んでテレ端で白い壁か空を写す」というのをやってみたら、 黒っぽいシミみたいな影がぽつんと写った。 これは撮像素子にくっついたゴミかな…。 メーカー修理に出すとマンエン飛ぶっぽい。うーん…。 なおフツーに撮ってる分にはわからないので (条件次第)、 まあこのまま使うしかあるまい。

2023年 5月末時点で 4200枚撮影。

メモ:シャッター回数の確認方法

メモ2:4K 動画 30分制限の解除法 (LX100 と同手順)

PENTAX K-7 (HOYA / RICOH IMAGING)

2009年 6月発売、2018年 5月購入。APS-C サイズ CMOS 1500万画素機 (有効画素 1400万画素)。

これは DMC-G2 に次いで購入したレンズ交換式カメラ。 もちろん中古 (ヤフオク。“ジャンク”として出品されていた)。 購入に至る経緯は駄日記に。 購入時点で 9年も前の古い機種。 これまで買ったデジカメの中で最も発売日から購入日まで間があいている、つまり、買った時点で一番古かった。 しかもショット数 8万 6千のだいぶ年季の入ったやつだった。 ちなみに K-7 のシャッター耐久 (保証?) 回数は 10万回らしい。 まァウチにあるカメラで一番酷使されているやつ (IXY410F) でも 5年間で 14000ショット行ってないくらいなので、 ワシが使う限りではこいつのシャッター回数が限界超えるのはおそらく何年も (ヘタすると何十年も?) 先だろうけど。 欠品だったバッテリと充電器を ROWA 製で補充、 さらにアイカップを純正の拡大アイカップ (O-ME53、1.18倍) につけ替えて使用。
K-7 は撮像素子の関係でことに暗所に弱く、 ISO 800 を超えるあたりから色ノイズが盛大に乗り始める (設定可能最大感度は ISO 6400)。 でもノイズを無理に (不自然に) ツブしてべったり画に加工せず、 解像度をなるべく落とさない方向性の絵作りをしているようで、 暗所に弱いは弱いがノイズ乗りはそれほど気にはならない。 この画をフィルムカメラっぽくて好ましいと評価している人もいるみたい。 特にモノクロモードだと雰囲気がいい…というような評価も…。 あと、低感度でなら後継機種よりも画の質は上、みたいな記事もどこかで見かけた。 あまり詳しいことは分からないけど。

まあ今までコンデジでほぼ Pモード一本槍で何も考えずにシャッター押すしかしてなかったんで、 いくら使いやすくできているとはいえいろんな操作体系にちょっと頑張って慣れないとなかなか使いこなせそうにない。 ワシの場合 PENTAX 独自のあれこれ以外にも一眼レフ (というかレンズ交換式の撮像面積が広い系統のカメラ) ではどうやらジョーシキっぽいあれこれも、 なんかよく分かってないしな。 一段絞ればカリッと、みたいなのとかがまだいまいちピンとこない…。

本体のオマケに付いてたレンズ (smc PENTAX-FA 1:3.5-5.6 28-80mm) がバルサム切れの曇りレンズだったので、 マニュアルレンズと AF 対応のレンズを別途オークションで落札。 そのうち魚眼か超広角のレンズが欲しい予定…。(追記: 魚眼は入手した)

今のところどーでもいい試し撮りみたいなのしかしてない。 とりあえず最大サイズ (1400万画素モード) で撮影してみていたが、 やはりファイルサイズが嵩張るので (1画像 10MB くらい食う)、 しばらく 1000万画素モードで常用することにした。 問題なさそうならこのモードで固定する予定。

某所で見かけた「思い切り絞り込んでテレ端で白い壁か空を写す」というのをやってみたら、 ぽつぽつと黒いシミのような点がいくつも写った。 レンズを替えても同じ箇所に写るので、撮像素子面のゴミの可能性が高い。 メーカーにメンテに出すと K-5 などの場合は 2K しない程度の料金で取ってくれるようだが、 K-7 はそもそもメーカー (RICOH) Web の簡易見積りの機種一覧に入ってないので、 別料金かもしれない…。 まあフツーに撮っている分にはわからないのでしばらく様子見。

2024年 9月末時点で約 510枚撮影。 (ほとんど試し撮りばかり)

レンズ : smc PENTAX-FA 28-80mm F3.5-5.6 (PENTAX)

1998年発売、2018年 5月購入。 カメラ K-7 を (ジャンクで) 落札した際にオマケで付いてきたレンズ。 35mm 換算で 42~120mm 相当。 フィルム一眼レフ MZ シリーズ (普及機) と同時に発売されたもの、らしい…。 出品の説明に「白くクモリあり」とあったとおりに、おそらくバルサム切れと思われる曇りがべっとり入ってた。 試撮でもひどいハレーションが発生してこりゃ使いものにならんな、と思ったんだが、 その後レンズ後面を綿棒とアルコールで拭ったら、周辺部を残してだいぶ曇りが取れた…。 なんだ、この曇りって背面の汚れがほとんどだったのか!っていう。 再度試撮したところ、ズーム位置や絞り具合によってはあまり影響なく使えるっぽい感触が。 基本的に常用する予定はないけど、完全にゴミっつーほどでもなかったのはちょっとよかった。

レンズ : smc PENTAX 55mm F1.8 (PENTAX)

1975年発売? (詳細不明) 2018年 6月購入。 マニュアルレンズ。オークションで安いのを入手 (3K)。 35mm 換算で 83mm 相当。 安いといってもたぶん中古カメラ屋を足で探して入手するのと比べたらきっとだいぶ割高なんだろうけど、それはそれとして。 亡父がその昔使っていた (と思われる) 一眼レフ PENTAX SL の標準レンズとおそらく同仕様の Kマウント版…と思われる。 なんとなく郷愁も込みでつい手を出してしまった。 でも撮像素子が APS-C サイズだから、あれと比べて画角はぜんぜん違うんだよなこれ (36mm くらいで 55mm 相当か。まあ被写界深度は深くなってしまうが)。 電気接点もなにもないレンズなので、絞り値とかピント情報が撮像の EXIF に残らないのが残念。

レンズ : smc PENTAX-DA 16-45mm F4 ED AL (PENTAX)

2003年発売、2018年 8月購入。 これもオークションで入手 (古い割に状態がよかった)。 35mm 換算で 24~68mm 相当。 広角側の方がレンズが伸びるズーム。 PENTAX が初めてデジタルカメラ用 (APS-C サイズ用?) として設計したレンズ、らしい。 当時のデジ一は 600万画素とかなので、その後の高画素化したカメラには昔のデジタル専用設計のレンズだと性能が足りない、 というような記事をわりと見かけるんだが、 実は 1000万画素モードあたりで常用しているのでそのへんは (仮にレンズ性能がその通りだとしても) 個人的にはまったく問題なし。 QSF に対応。 AF 用のモーターは内蔵していないので、ピント合わせの時はボディ内モーターの音がちょびっとうるさめ。 まあ気にならないけどね。

レンズ : smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF] (PENTAX)

2005年発売、2019年 4月購入。 35mm 換算で 15~25.5mm 相当。 15mm 相当は過去最広角 (これまでの最広角は FZ1 (広角 35mm 相当) に 0.5倍のワイコンつけた 18mm 相当だった)。 画角最大 180° (対角)。 魚眼レンズなので直線も曲がって写るが、 そもそも景色を平面に写し取る場合、どう頑張ってもなんらかの形で像が歪むことは避けられない。 直線が直線に写る (ように写像する) レンズもあるが、その場合形が大きく歪む。 まあ、世界地図の形式にいろいろあるのと一緒だな。
オークションで入手。中古ショップやオークションでの相場 (?) よりちょっとだけ安かった…。 が、小ゴミが若干ある程度で不具合やヒドい曇りの類は特にない模様。 まあワシが気づいてない不具合がある可能性もゼロではないが、気づいてないんだから問題ないな。 しかし魚眼の写りは面白いなあ。この歪曲が好きだわ… (結局好みの問題)。 でも直線がまっすぐ写る超広角レンズも欲しいことは欲しい…。
で、レンズは買ったけど相変わらず撮影機会自体がない。なんのために買ってんのか分からんな > ワシ。ホント。

NIKON 1 J5 (NIKON)

2015年 4月発売、2019年 7月購入。1型 裏面照射型CMOS 2000万画素機 (有効画素 2067万画素)。 ちなみに 1型サイズを NIKON では CX フォーマットと称している (APS-C サイズは DX、35mm 判フルサイズは FX)。 他社の 1型と比べると微妙に大きいらしいけど。

中古で入手 (ヤフオク)。 独自規格のレンズ交換式小型ミラーレス機 NIKON 1 シリーズの最後に出た機種で、 シリーズ唯一の裏面照射型CMOS 採用だが、 高級機のラインアップ (V1~V3) ではなく、 ファインダー (EVF) がなく (後付けもできず)、 シャッターも機械シャッターがない電子シャッターのみだったりする。 なのでシャッターを切ってもパシャリとも音がしない、ほんとの静音撮影。 撮影直後のモニタ表示をオフにすると、 どのタイミングで撮ったのかほんとにわからない (合成シャッター音は好きじゃないので無音にしているから余計にわからん)。 起動と終了はやけに速い。 でも設定項目があんまし細かくない (機能の細かい設定とかが用意されてない)。 元々“カメラにおまかせ”タイプのラインアップ (J1~) に、 ちょっと設定もいろいろいじれるよう仕様変更した感じらしいので、 そのへんが表われてるのかもしれない。 メディアが SDカードじゃなく microSDカードなので (Panasonic DMC-XS3 と同じ)、 PC にカード経由でデータを取り込む時に微妙に面倒…まあ大した手間でもないけど。 得意技は連写らしいけどワシあんまし連写とか使ったことないなそういえば。

レンズは標準ズームがついてるけど、 できたら広角ズームが欲しいな…と思ったら、 玉数が少ない (中古市場でもオークションあたりでもほとんど見かけない) 上に値段が新品の正価とあんまし変わらない。 これはとても手が出せません…。

画面アスペクト比は 3:2 固定。 例によって 1000万画素モードもしくは 500万画素モード (たぶん前者) で常用の予定。

なお購入時点で約 3700ショットだった。
2023年 5月末時点で約 220枚撮影。ほとんど使ってない。もう売っちゃおうかな…。

レンズ : 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM (NIKON)

2014年 4月発売、2019年 7月購入。 35mm 換算で 27~81mm 相当。 カメラ NIKON 1 J5 (中古) 購入時に付いてたやつ。 本来は V3 や J4 のキットレンズらしい。 VR は手ぶれ補正、PD-ZOOM は電動ズーム。 レンズバリアがついていてパワーズームなので、ほぼコンデジ感覚。 中古品らしく、正面にちょっとぶつけたらしい凹みができていたが、機能などに支障は特にない模様。 ところでレンズ交換式カメラのキットレンズってなんでこんなに暗いのが多いんだろうなあ…。 コンデジのレンズは (昨今) 軒並明るいめなのにな。

レンズ : 1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6 (NIKON)

2013年 3月発売、2024年 10月購入。 35mm 換算で 18~35mm 相当の広角レンズ。 中古でも高くて手が出なかったんだが…。 そこそこ安く出ていたので思い切って…。 しかし J5 ぜーんぜん使ってないんだよな。 使わないカメラのレンズ買ってどうしようてえんだろワシは。 まあいいか…。 安いだけあって本体以外はリアレンズキャップしかついてなくて、 フロントキャップは通販で自分で買った。 52mm の NIKON 純正レンズキャップ、300円しないんで…。
18mm (相当) はかなり広角で…ウチの撮影機材の中ではこれに匹敵するのは、 魚眼を除いては Q7 (1/1.7型) の17.5mm と ZR4000 (1/1.7型) の 19mm で、 1 NIKKOR は撮像素子が 1型相当だから画質面では一番有利と思われる。 が、まだぜんぜんなんも撮ってない。

DP2 Merrill (SIGMA)

2012年 7月発売、2019年 7月購入。APS-Cサイズ Foveon X3 4800万 (1600万×3) 画素機。焦点距離 45(F2.8)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。 知ってる人には今更解説も不要な、APS-C サイズの FOVEON X3 という特殊 (?) な撮像素子のカメラ。 一般に昨今のカメラ、特に画質が評価されてる系のスマホのカメラなんかは、 いかにカメラ内部で画像をうまく加工処理して「欲しい」画像を作るか、という方向性なのに対し、 FOVEON 素子のカメラは極力ありのままの光の情報を撮像素子でとらえて生かす、みたいな方向性 (ちょっと雑な理解)。 この素子を使ったカメラは世界でも SIGMA しか作ってない (はず)。
なお、歴代 DP2 は初代DP2、DP2s、DP2x、DP2 Merrill、DP2 Quattro、と続いていて、 これは 7年ほど前に出た機種でとっくに生産終了しているが、 この後継機種の DP2 Quattro は撮像素子のタイプがちょっと変更になっていて、 この変化が一部のユーザからは必ずしも歓迎されてなかったりする。 まあ個人的には Quattro は素子の特性関係なく価格的に手が出ないだけだけど。

たぶんもっともワシに向いてない類のカメラだと思う。 基本的に室内など暗いめのところにしか生息してない夜行性インドア人間なんだが、 このカメラ、なにしろ昔の CCD 時代のカメラ並に暗所にめちゃ弱い。増感するとあっという間にノイズまみれになる。 室内程度のうす暗さでもうかなりアウト。 そしてそれを補う手ぶれ補正機能なんぞもついてない。 でも解像感には手ぶれは大敵な訳で…。 加えてワシがシャッター押すのがヘタクソなのか、手ぶれ補正付のカメラ使ってさえけっこうな率でぶれ写真になるボーナスポイント付。 でも、この素子の解像感をいっぺん、試してみたかったのだ…。 まあ、馬にも念仏に耳を傾ける権利はあるし、猫にも小判をもてあそぶ権利はあるのだ。 RAW で撮るのが鉄則らしいので、原則 RAW + JPEG で残す予定。 RAW はファイルサイズがかさばるのでこれまでは敬遠していたけど、 ワシのことだから総撮影枚数もおそらくぜんぜん増えないだろうし、 そんなにストレージ圧迫するようなことにもたぶんならんじゃろう。 通常デジカメは最大スペックよりも画素数減らしたモードで常用するようにしてるが、 このカメラに関しては JPEG 画像の画素数も最大の 1600万画素モードで使ってみる予定。

ちなみに…この個体はカメラ上部にあるダイヤル (コマンドダイヤル) が不調ということでちょっとだけ安く出ていた。 コマンドダイヤルでメニュー選択をしようとすると値が飛んだり戻ったり勝手に動いたりして安定しない。 検索してみると、SIGMA のデジカメのコマンドダイヤル (ロータリースイッチ? ロータリーエンコーダ?) の不調は、 わりとありがちな症状らしい。 修理に出せばたぶん直るだろうけど、 修理費がどのくらいになるかわかんないし、 何度修理に出してもまたなる、と嘆いている人もいたし、 ひととおり (ざっとだが) 操作してみたところ、 コマンドダイヤルなしで十字キーなどだけでもなんとかなりそうな感触だったので、 しばらくはこのまま使って様子を見てみる。
→追記:ダイヤルをしばらくぐるぐる回しているうちに、なぜか調子がよくなってきた。そういうもんか…? ちなみに NIKON のコンデジ COOLPIX P7000、P7100、P7700、P7800 系列のダイヤルも同じような症状が出る持病持ちらしいんだが、 これもダイヤルをぐるぐる回していると直ったりするらしい。発症と復調のメカニズムが共通してるのかもしれんなー。

購入時点でのショット数不明 (調べ方不明)。
2023年 5月末時点で約 120枚。ほぼ未使用だな…。

PENTAX Q7 (RICOH IMAGING)

2013年 7月発売、2019年 8月購入。1/1.7型 CMOS 1276万画素機 (有効画素 1240万画素)。

中古で入手 (ヤフオク)。 本当は黒がよかったんだが、入手費用と機会の関係で一番オーソドックスなシルバーブラック。 レンズ交換式のミラーレス機。 ちっちゃい。これがレンズ交換式カメラか、ってちょっとビビるくらい。 まあ撮像素子が 1/1.7 型というコンデジサイズだから、これくらい小さくできるのも当然なのかもしれないが。 サイズと見た目はちっちゃくてオモチャみたいだが、 ダイヤルもスイッチ類もメディアや電池のフタ部分もカチッ、パチッ、と動作する。 ダイヤルなんかはもうちょっと緩く回ってもいいんじゃないかと思うくらい (個体差の可能性もあるが)。 細かいところの加工精度というか設計というか機構はかなりきっちり作られている模様。 まさしく Auto 110 の正統な子孫という感じ。 Auto 110 の子孫といえば形がそっくりな Optio I-10 なんてのも出ているが (その後買っちゃったけど)、 あっちはまあ外見が似てるだけでレンズ交換もできないし撮像素子もちっちゃいしね…。

ところで大抵のカメラは充電する間 (数時間程度) 電池を抜きっぱなしにしておいても、 時計保持用の予備電池を内蔵しているので内蔵時計が狂ったり初期化されたりすることはまずないが、 この機種は時計保持用のバッテリ (あるいはキャパシタ?) がヘタりやすく、 すばやく電池交換をしないと内蔵時計 (日付) が初期化されてしまいやすいらしい。 まあ予備のバッテリを複数用意しておいて、 バッテリ交換時にはすかさず入れ替えるようにすれば問題なかろう。

→追記: PENTAX カメラの時計保持用内蔵キャパシタの件、 内蔵バッテリからこれに充電されるのは、カメラの電源がオンになっている間だけなので、 電池交換前に数分 (3分ほど) 電源をオンにしておけば、その都度日時が初期化されずに済む、 という情報を見つけた。 自分ではまだ実験してみていないが、これは朗報といえる。 ていうかなんで PENTAX はそんなヘンな設計にしちゃったんだろ。

MF でピント合わせの際に補助として液晶が拡大表示されるんだが、 …この時の表示がなんか見づらい。ピントの山がワカランというか…。 しかもデジタル的にムリヤリ拡大したみたいに妙に粗くザリザリしていて、 しかもザリザリ具合がピントの山とも特に連動していない感じで、 なんだろうな~ちょっとイマイチ感あるなこれ。 やっぱし EVF は欲しいところだよな…。これ。 仕様的に追加不可なのがなんとも惜しいな。

考えてみると Q シリーズって PENTAX のコンパクトデジタルカメラのラインアップのちょうど足りてないところをうまく埋めてるんだな。 PENTAX のコンデジには 1/1.8 型以上のサイズの機種がほとんどなく、 そのうち MX-1 以外は 10年以上前の CCD 機ばかり。 MX-1 は画質などの評価は良いようだけど、 過去に店頭で触ってみた感じではちょいとばかりデカくて重くて“コンパクト”って感じじゃなかった。 Q7・Q-S1 あたりが PENTAX ブランドの中堅コンパクトデジタルカメラと思えばちょうどいいかも。 “ただしレンズ交換可”、みたいな。 なおレンズは標準ズームがついてきた。

1200万画素フルに使えるのはアスペクト比 4:3 のモードだけのようで、 他のアスペクト比だと (クロップで) 使える画素数が減る。 例によって 3:2 で画素数を少し落とした 600万画素モードあたりで常用してみる予定。

購入時点で約 440ショットだった。
2024年 9月末時点で約 440枚撮影。

レンズ : PENTAX-02 STANDARD ZOOM (5-15mm F2.8-4.5) (RICOH IMAGING)

2011年 9月発売、2019年 8月購入 (Q7 を買った時についていたレンズ)。 35mm 換算で 23~69mm 相当。 開放 F 値は NIKON (1 NIKKOR) の標準ズームよりも明るめ。

レンズ : PENTAX-01 STANDARD PRIME (8.5mm F1.9) (RICOH IMAGING)

2012年 3月発売、2020年 5月購入 (ヤフオクで中古品)。 35mm 換算で 39mm 相当。
ずっと 02 STANDARD ZOOM しか持ってなかったんで、待望の交換レンズ。まあ中古だけど。

レンズ : PENTAX-08 WIDE ZOOM (3.8-5.9mm F3.7-4) (RICOH IMAGING)

2013年 12月発売、2023年 2月購入 (ヤフオクで中古品)。 35mm 換算で 17.5~27mm 相当。
もっと早く買っておけばもっと安く買えたのだ…。 手持ちのレンズの中では魚眼を除いて (歪曲なしで) 一番広角なレンズだな。 撮像素子はちょっと古めの 1/1.7 型だけど。

レンズ : PENTAX-03 FISH-EYE (3.2mm F5.6) (RICOH IMAGING)

2011年 8月発売、2023年 5月購入 (ヤフオクで中古品)。 35mm 換算で 16.5mm 相当。
マニュアルフォーカスレンズ。 うす暗い室内で何枚か撮っただけの時点での感想としては、 ちっちぇえ割にピント合わせけっこうシビア。 Q7 背面の液晶 + 老眼、でピントの山掴むの激ムズ。 コントラスト高いとエッジがジラジラするモードにして、見当で合わすしかない感じ。

PENTAX Optio I-10 (HOYA / RICOH IMAGING)

2010年 2月発売、2019年 11月購入。1/2.3型 CCD 1239万画素機 (有効画素 1210万画素)。焦点距離 28(F3.5)~140(F5.9)mm 相当。

これまた中古で入手 (ヤフオク)。 ワシ史上最低価格での入手 (送料含めて)。約 3K。
いまさらの極小撮像素子 CCD 機。 先頃買った Q7 が Auto 110 のコンセプトの子孫なら、こちらはデザインの子孫という感じ。 専用バッテリの型番は D-LI92 で、 これは RICOH の DB-100 および OLYMPUS の LI-50B (XZ-10 に使用) とコンパチで入手と使い回しがしやすくて良し。 CCD で極小素子でレンズ暗め (広角側で開放 F3.5) の三重苦なので、 手ぶれ補正はあるものの CMOS 機 (裏面照射型) に比べると暗所には弱い。 ISO 800 まで増感すると画もかなり荒れるんだが、 ISO AUTO に設定しておくと室内などではすぐに 800 まで上がってしまうのでツラい。 上限付き AUTO などの気の利いたモードもついてない。 ワシの場合大体が室内撮りメインなので仕方なく ISO は 400 固定にしておき、 明るいところでは適宜変更して使うことにする…。 でもこれの半年後に出た FUJIFILM の FinePix REAL 3D W3 もやっぱり 1/2.3型の CCD 素子なんだけど、 同じ感度で比べると I-10 の方が画像綺麗なんだよなあ…なぜか…。

なお、シャープネス、彩度、コントラスト、の設定が各 3段階 (弱中強) しかない。 上限付き ISO AUTO どころじゃないな。 各種の画像エフェクトを、写真の撮影後に、しかも複数を重ねがけで適用できたりするのはすごいと思うんだが、 残念ながら個人的にはこの類の画像エフェクトあんまし使わないんだよね。 宝の持ち腐れってやつだな…。

いつものように最大の 1200万画素モードではなく 500万画素モードで常用。 なおアスペクト比は 4:3 と 16:9 だけで 3:2 のモードはないんだよなこれ。

購入時点のショット数は不明。
2024年 9月末時点で約 420枚撮影。

GR DIGITAL IV (RICOH IMAGING)

2011年 10月発売、2019年 11月購入。1/1.7型 CCD 1040万画素機 (有効画素 1010万画素)。焦点距離 28(F1.9)mm 相当。

これまた中古で入手 (ヤフオク)。 I-10 に引き続き白ボディだった (狙った訳ではない。個人的にデジカメはどっちかつーと黒ボディが好み)。

I-10 と比べると撮像素子が 1/1.7型と若干大きく、レンズも 28mm 相当固定だが開放 F値 1.9 と明るめで、 CCD機ではあるがたぶん I-10 より暗所耐性は上。 RICOH のコンデジは GX100 あたりから GR DIGITAL も含めて、 ずっと関心はあったんだが、手が出ずじまいで過ごしてきたので…。 今回入手したことで、今更だけどちょっと (自分にとってだけのささやかな) やり直し感みたいなモンはあるな。 機会 (機械) が生かせるかどうかは置いといて。
十数枚ほど室内 (比較的暗所) で試撮した感じでは、 手ぶれ補正機能はついてるけどほとんど利いてないっぽい。 2枚目くらいで盛大にブレててなんじゃこりゃと思い、 その後も多少収まりつつも細かくブレ続けていた。 もちろんワシがヘタクソなのもあろう…けど他社のカメラで程度の差はあっても手ぶれ補正有効にした状態でここまでブレるのは、 XZ-10 の手ぶれ補正機能が時々なぜか自分から積極的にブレ写真を作り出す以外ではあんまし記憶にない。 これより前の型番では手ぶれ補正自体ついてなかったくらいなので、 メーカーが不慣れであまりうまいこと設計できてないのかもしれんな。単なる推測だけど。 発売がちょうど PENTAX 買収した頃だから、設計の段階で PENTAX の技術はまだ入ってなかったろうし…。

電源 ON / OFF 時、レンズの繰り出しの時に、繰り出し用のモーターのウイーンという音とは別に、 ギリリリ… という小さい歯車の歯の噛み合わせがすべった時みたいな音が鳴る。 中古で買ったんでもしかすると不具合かしら…と思ったんだが、 検索してみるとこの機種では普通というか、そういうもんらしい…。 なんの音なんだろうな。 設定メニューを見るとけっこういろいろ細かく設定も制御もできるっぽい。 取説見る前にモードダイヤルを回そうとしたらやけに固くてなんじゃこりゃと思ったんだが、 ロックがかかるようになっていて横の小さいボタンを押しながら回さないといけないんだった。 うっかり自分で壊すところだった…。 取説よく読まにゃ…。
バッテリは DB-65 で、これは SIGMA の DP2 Merrill 用の BP-41 と互換なので助かる。 SIGMA DP2M (中古) 買った時に BP-41 いっぱいついてきたんで。充電器も 2つあるし充電も捗るな。

最大の 1000万画素モードではなく 500万画素モードで常用。 このくらいの画素数が個人的になんとなく手頃感があっていいんだよねえ…。 しかしフルサイズ以外はアスペクト比が 4:3 しか選べないのは何故だろう…。 3:2 で 5M 画素前後のモードがあるとよかったんだが。

購入時点のショット数は約 1300 と少なめだった。 わりと古いカメラの割にコンディションは良かった (と思う) し、 前オーナに大事にされていた…か、もしくはしまい込まれていたのかもしれん。
2024年 9月末時点で約 360枚撮影。

なお、この機種のショット数確認手順は以下のとおり。

  1. 電源オフの状態でマクロボタンと再生ボタンを同時に押す。
  2. 液晶モニタに内部パラメータが表示されるうちの「SH:」がショット数。
  3. 電源ボタンを押して電源を切れば終了。

しかし、この記録は以下の手順で簡単に初期化できてしまうらしい。

  1. モードダイヤルを「SCENE」に合わせる。
  2. ゴミ箱ボタンを押しながら再生ボタンを長押しする。
  3. 「INITIALIZE THE SETTING.」「はい」「いいえ」と選択待ちになるので「はい」を選択して OKボタンを押す。

選択待ちで「いいえ」しか選んでないのでホントに初期化されるか自分で確認はしてないが、 情報元によれば SH: などまっさらに初期化されて 0 になるらしい。 うーんなかなかおそろしいな…。 なんでそんな設計にしたんかな。

XQ1 (FUJIFILM)

2013年 11月発売、2019年 12月購入。2/3型 X-Trans CMOS II 1450万画素機 (有効画素 1200万画素)。焦点距離 25(F1.8)~100(F4.9)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。
2014年 6月に買って 2019年 9月に持病で永眠した XF1 と、レンズまわりの仕様 (≠構造) が同じ。 撮像素子もサイズと画素数は同じだが、種類がちょっと違う (らしい)。 XF1 の EXR CMOS とは、受光素子を斜めに配置し、隣接する 2つ一組の素子に同色フィルタを適用したもの、らしい (*1)。 XQ1 の X-Trans CMOS II とは、一般的なベイヤー配列 (RGGB の 4色 2×2 で 1単位) に対し、 同色素子の並びがなるべく規則的にならないよう 6×6 単位で配列してローパスレスでもモアレが発生しにくくし (X-Trans CMOS)、 さらに位相差画素を組み込んで位相差 AF を可能にしたもの (II)、らしい (*2、*3)。 説明と素子の模式図見ても具体的にどう違うのかはよく分からないんだけど、まあ分からんものは気にしないことにする。
XF1 は第一印象が期待ほど綺麗に写らんな~とかだった割に、その後けっこう気に入って使うようになっていたので、 お亡くなりになった時に自分で思ってたよりも精神的に引きずってしまったようで…。 XF1 が生きてた頃から X30 あたりにもだいぶ関心はあったんだが (ズームが手動なのと EVF がついてるので)、 XF1 を気に入ってた理由のひとつに、サイズが割と手頃で持ち歩きしやすい点があったので、 X30 はサイズと重量的に見て XF1 とは別系統のカメラだなということで、 後釜候補からは外れた。 そうなるとあとはもう XQ1 と XQ2 しか残っておらず。 この両者、性能はほぼ共通で、違いは画像加工モード (ワシはあんまし使わん) がいっこ追加されているのと、 AF が若干強化されているっぽい (けど違いがよくわからん) ところくらいだったので、 まあどっち買ってもよかったんだけどたまたま安く出ていたので XQ1 を選択 (性能はほとんど一緒なのに中古市場では XQ1 の方がだいたい安い)。 サイズと重量は結果的に XF1 よりちょっと小さくなった。 今後 XF1 ほど持ち歩くようになるかどうかはまだ未定というか未知数。

  1. EXR-CMOSとは何ですか?
  2. 富士フイルムに見る、撮像素子開発の継承と蓄積 (1/2) - ITmedia NEWS
  3. 「X-Tans CMOS」と 「X-Trans CMOS Ⅱ」は何が違うのか?(X20)

中古のせいか、背面のコマンドダイヤルが若干不調。 設定変更画面などでダイヤルが有効になっている時に、ほんのちょっとさわっただけでピクピク設定が踊るように動いたり行き過ぎたりする。 すごく設定しづらい…。 あとで接点洗浄剤を吹いてみよう… (壊れたりして…)。
→どちらに回しても片方向の回転としか認識されない症状が発生したりして、不調はずっと続いている。 接点洗浄剤を隙間からばっしゅばっしゅ吹いたりしてゴマカしゴマカし使用中。 近々御陀仏になる可能性もなくはないな…。 FUJIFILM (のコンデジ) って機械的品質に難があったりするのかねえ…。 まだ 2機種しか手にしてないけど…。

買って、まだ何枚も試し撮りしてないんだが、 暗所でとはいえものすごくピントを大外しに外したコマがいくつか発生した (こんな感じ)。 こんなピント外れる AF は大昔使ってた CCD カメラ以来だな…。 なんかモード設定とかがアレなのかもしれない。あとでよく確認してみよう。
→理由が判明。マクロモードのまま撮っていたせいだった模様。 マクロモードのままでもちゃんとピントが合う時もあったり、 また他社製でマクロモードのままどこでもピント合う機械があったので、油断したな。
→モードによらず、ピントを外すケースがちょっと多い。 たとえば照明下の室内などのやや暗いめなところでは特に外れる傾向が高まる気がする…。 「ピントが合わない」場合と、「ピントが明らかに大外れなのにピント OK と出る」場合の 2通りある。 機種の性質なのか個体の性質なのかは不明。 XF1 は記憶ではここまでピント外すことはなかったような気がする…。 うーんそうか~。
そしてこの機種は、AF でピントを合わせた後に (モードを移行することなく) MF でピントを微調整する、というような機能がついていない。 どうしてもやりたい場合は MF にセットしておき、 シャッター半押しでの AF ではなく、十字キー (ダイヤル) 左、でワンプッシュ AF という機能を使う。 しかし AF と AE を両方機能させるには 2手間必要…。 普段は AF で使っていて、どうしてもピントが合わねえ、って時だけ MF に切り換えるとして、 AF と MF のモード切り換えはショートカットに登録できるが、それでも最低ボタン 3回押す必要がある…。 うーん… AF が弱いなら弱いでも、AF モード中でも MF でピント調整できるようにさえなってればなあ。 せっかくレンズ基部にコントロールリングもついているのに。 惜し過ぎる。 「画」は嫌いじゃないんだが。
XQ2 は AF が強化されているそうだが、強化されているのは精度ではないっぽい。 つーか、XQ1 から XQ2 になって追加された「マルチターゲットオートエリアAF」って、 元々手持ちの他メーカーのコンデジ大体それなんだけど…。あれぇ…? あと、AF モード中での MF による微調整にはやっぱり対応してない。

背面コマンドダイヤルの不調 (どちらに回しても右回転としか認識しない) が接点洗浄剤でも直らなくなった。 その結果、フォーカス領域のサイズ設定が、最小に固定になってしまった (それ以外へ変更できないため)。 なお 2020年 6月でメーカーの修理受付終了してるので、修理にも出せない。 AUTO モードで (だけ) 撮るならとりあえずそのへんの設定はスルーされるようなので、 今後は AUTO モードだけ使うことにする…。 そして FUJIFILM のカメラにはもう手を出さない…。

→しばらく放置していたらコマンドダイヤルの不調が解消していた。ナゾな復活。 一時的なものかもしれない。まあどっちでもいいや。

例によってフルスペックの 1200万画素ではなく、500万画素モードで常用。

購入時点のショット数は不明 (調べる方法が不明)。 購入時にファイル名の通し番号が 9000 あたりになっていたが、 メーカーによってメディアを入れ替えた時などに上位桁を繰り上げて下位桁をリセットするような設計もあり、 調べてみたら XF1 もそうなっていたのでたぶん XQ1 もその仕様だろう。 という訳で通し番号は参考になりそうにない。
2024年 9月末時点で約 550枚撮影。

LUMIX DMC-LF1 (PANASONIC)

2013年 6月発売、2019年 12月購入。1/1.7型 MOS 1280万画素機 (有効画素 1210万画素)。焦点距離 28(F2.0)~200(F5.9)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。
小型軽量で EVF 付という珍しいタイプ。 ただし EVF はあまり高品質ではない。 画素数は 20万画素と、他のコンデジ系の EVF の 100万画素とか 300万画素弱とかに比べてかなり少ない。が、 かつてのメイン機 DiMAGE A1 の EVF も 23.5万画素と少なかったが、LF1 ほどの見づらさは感じなかった。 この機種の場合、画素数ではなく見掛けの表示サイズ (見える大きさ) がちっちゃくて何が表示されてるのか分かりづらいところが難点。 あと、上を向けたり下を向けたりすると視度調整の具合が変わることに気づいた。 中古で買ったので、視度調整用レンズにガタがきていて中で動いてんのかもしれない…。 まあ、周囲が明る過ぎて液晶モニタがまったく見えないような時にフレーミングを決める役くらいには立つんじゃないかと思う。
EVF は置いといても、そこそこの画質で軽量で小型で動作 (反応) も速めなので、 日常の記録撮影用 (いわゆるおさんぽカメラ) には向いていそうな気はする。

このカメラ、電源ボタンが正面向かって左上の縁にある。 右手でカメラを持つとシャッターボタンよりも外側 (右手人差し指に近い側) に電源ボタンがくる。 それはいいとしても、 カメラケースから出そうとして縁を指で持った際に電源ボタンを押しちゃって電源が入ってしまうことが多い…。 この電源ボタンの位置はちょっと設計ミスじゃないかなーと思う。 考えてみると他にこういう位置の電源ボタンて見た記憶がないかもしれんな。

例によって最大の 1200万画素モードではなく 450万画素モードで常用の予定。 さて使いこなせる (というか、そもそも使う機会を持てる) かなあ。

なお購入時点のショット数は不明 (調べる方法が不明)。
2024年 9月末時点で約 930枚撮影。

LUMIX DMC-3D1 (PANASONIC)

2012年 2月発売、2020年 5月購入。1/2.3型 MOS 1280万画素 (有効画素 1210万画素) (×2) 機。焦点距離 25(F3.9)~100(F5.7)mm 相当。 ステレオベース (左右レンズの間隔) 実測 3cm。

中古で入手 (ヤフオク)。
ステレオ写真撮影機としての機能面では FUJIFILM の Real 3D W3 にかなり負けるが、撮像画質はこちらの方が確実に上。 というか Real 3D W3 の画質が悪過ぎるだけだが…。
ステレオベースがやや狭いので、遠景では立体感が薄れるが、逆に近距離撮影には向いている。はず。
背面にボタン類がほぼない。あるのは天辺の電源、シャッター、ズームレバー、動画録画ボタンと、背面には 3D ←→ 2D 切り替えスイッチのみ。 操作の大部分は、背面タッチパネル液晶画面から行なう仕様らしい。 どっちみち顔から離して構えないとモニタでフレーム決めもできないんだから問題ないといえば問題ないんだろうが、 どうも指の感触でボタン操作ができないと若干使いづらいと思ってしまう…。

ステレオベースが狭めなので、 近距離に向いてるぜと思って室内でばかり (どうでもいいものばかり) 撮ってる。 まあ、記録としてね…。

2024年 9月末時点で約 180枚撮影。

PowerShot G9 X Mark II (CANON)

2017年 2月発売、2020年 11月購入。1型裏面照射型 CMOS 2090万画素 (有効画素 2010万画素)。焦点距離 28(F2.0)~84(F4.9)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。
なんで買おうと思ったのかもう忘れた…。忘れるなよ…。

1型素子のコンパクトデジカメとしては現時点でおそらく最小最軽量 (たぶん)。 同じ 1型素子の RX100 (m4) が約 300g でこれが 200g。サイズも RX100 より小さい。特に厚み。 そしてなんと XZ-10 (1/2.3 型素子) よりも小さくて軽い。げにおそるべしおそるべし…。 というか XZ-10 は素子サイズに比してボディサイズやレンズに余裕がある分、写りがいいのが特徴なんだが。 こいつはその逆に、ボディサイズの小ささを優先した分、 レンズは広角側も望遠側もちょっと物足りない上に望遠側がちと暗い (CANON のコンデジのレンズって望遠側暗いのが多い印象はあるけど)。

例によって 500万画素モードで常用。 人によっては、もったいないと思うかもしれんなあ…。 でも 500万画素くらいあればだいたい間に合っちゃうんだよなワシの場合。いまだに。

購入時点での撮影枚数は不明。調査方法も不明。
2024年 9月末時点で約 360枚撮影。

EXILIM EX-ZR4000 (CASIO)

2016年 9月発売、2021年 5月購入。1/1.7型裏面照射型 CMOS 1276万画素 (有効画素 1216万画素)。焦点距離 19(F2.7)~95(F6.4)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。
カシオ製デジカメはこれが初購入。まあ中古でだけど。 デジカメ市場撤退後になってしまったけど。

この機種と後継機 ZR4100 の、広角端 19mm 相当 (35mm 換算) は、コンパクトデジカメとしてはかなりの広画角。 特に撮像素子サイズ 1/1.7型以上のカメラでは、 他には SIGMA dp0 Quattro の 21mm 相当 (撮像素子はちょっと特殊な APS-C サイズ) くらいしか思いつかないな…。 1/2.3型以下の機種 (スマホ含む) はよく知らない…。 コンデジに限らなければ、 コンデジサイズのレンズ交換式ミラーレス PENTAX Q シリーズの交換レンズ 08 WIDE ZOOM が Q7 / Q-S1 (1/1.7型) では 17.5mm 相当、 NIKON 1 (1型) シリーズの交換レンズ 1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6 が 18mm 相当、くらいか。 それはともかく。

照明の不十分な室内で何枚か試し撮りしてみた限りでは、ISO 400 程度でもけっこうノイズが乗る。 暗所には強くなさそう…数世代前の撮像素子感あるな…。そんな古くないはずなんだけど…。 ノイズの乗り方もあまり好きでないタイプの、ハンパにノイズつぶしにかかって解像感落ちてるみたいなやつ。 設定解像度を落とすと少しマシになるので、これも 800万画素モードで常用か。 このモードではアスペクト比が 4:3 以外選べないのは難点だけど。 あとは設定でシャープネスをちょっと落とすのも効果ありそう (気のせいの可能性もあるが)。 といってもモードが AUTO だとシャープネスいじれないけど…。

購入時点での撮影枚数不明 (調べ方も不明)。
2024年 9月末時点で約 40枚撮影。ぜんぜん使ってまへん。

LUMIX DMC-TX1 (PANASONIC)

2016年 3月発売、2023年 5月購入。1型 MOS 2090万画素 (有効画素 2010万画素)。焦点距離 25(F2.8)~250(F5.9)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。 購入失敗カメラなんだけど詳細は省く。

EVF が見づらい、とのもっぱらの評判だが、ほんとに見づらい。 これは LF1 あたりとも共通するパナの (一部機種の?) EVF ヘタクソ設計犠牲機だな。 どう見づらいかというと視野いっぱいに見えないんである。 水中を覗くのに使う箱眼鏡というのがあるが、ちょうどあんな感じの見え方。 なんで視野いっぱいに見えるように設計しない (できない) んだろう…。不思議でしょうがない。 分厚いメガネかけてる人専用の EVF なんだろうか…。 後継機の TX2 では改善されているらしいが、どのくらいの改善なのか見てみないとわからんなあ…。 TX2 はレンズの ZOOM がさらに高倍率になったかわりに、暗くなっちゃってるんだよねえ…。

あと持ちづらい。指のかかり場所がない。 前面の引っかかりが少ないのもそうだけど、右手で持って親指が引っかかる場所がない。滑る。 設計者は試作機を自分で持って確認したりしなかったんだろうか。 また裏面の右側も上から下までボタンがみっしり並んでいて、 右手だけで持つと親指の引っかかり場所がない分、母指球あたりも使って重量を支えるような形になるが、 そうするとこのみっしり並んだボタンを不用意に押しちゃいそうになる。 親指を置く位置のすぐ内側に、Fn1/4K ボタンがあるので、ここもうっかりすると親指で押しちゃいそうになる。 親指のとっかかりについてはこれも TX2 では改善されているらしいんだが、 いや後継機でやっと改善しないといけないほどの難易度はこの設計部分にはないでしょ、と思うんだけど…。

なお、購入時点で 8600ショット。ガワは比較的綺麗だったがかなり使い込まれているなあ…。 省いた詳細も含めてなんかほんとにいろいろガッカリしちゃったカメラだった。 いやもうカメラ買うのやめた方がいいよな > ワシ。
2024年 9月末時点で約 100枚撮影。

ちなみに、TX1 のショット数の表示の仕方は、LX100 と同じだった。

LUMIX DMC-LX9 (PANASONIC)

2016年 11月発売、2024年 2月購入。1型 MOS 2090万画素 (有効画素 2010万画素)。焦点距離 24(F1.4)~72(F2.8)mm 相当。

中古で入手 (ヤフオク)。 なんでパナカメばっかし買ってるんだワシは。

TX1 に続いてこの筐体も持ちづらいデザインだった…。 まあ分かってたけど。 製造時期がほぼ一緒なんだよな。デザイナーも同じだったのかな。 チルト液晶だけど上方にしか回らない。細かいところで惜しい。

購入時点でのショット数は不明。 確認方法を探してみたが、分からなかった。 メンテナンス情報の見方は一般公開していいと思うんだけどなあ…各カメラメーカー。
2024年 9月末時点で約 40枚撮影。ぜんぜん使ってませんよ。


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