駄日記 (未完結間欠日記)

1999年 8月


1999-8-3 (Tue)

> yahtml モード目当てに、 Mule に YaTeX を入れてみた。 タグが色分けされてキレイ。見やすい見やすい。 と思ったらインデントがなんか GNU 作法っぽい…。 固定かこれ? インデントの変え方を探してみたが見つからん…。 おまけに、 YaTeX の設定を引きずっていて、 読み込んだ HTML ファイルの文字コードを勝手に JIS に統一しやがる。 あうう~。 そりゃ TeX 書くにはその方がベンリかもしれないが。 HTML はまた事情が違うんだよう…。 (この「勝手に文字コード統一」に気づかず、 Shift-JIS で納品すべき HTML ファイルを JIS で納品してあやうくトラブるところだった…)
文字コードについては、 HTML 中にいちいち目印のコメントタグを入れておくと対応するらしいが、 インデントが勝手に変えられちゃうのは痛いなァ…。 つぅわけでせっかく入れた YaTeX はわずか 2日で削除されました。
(まァ、 elisp が分かってればバリバリ自分で書き換えちゃえばいいんだろうけどネ)
> Internet ショップ (っていうのか?) からの案内メールでフラフラと見に行った先の、 通販可能な中古カメラ屋さん の Web サイトをあちこちチクチクとクリックしていたら…。 ステレオカメラを扱っているではないか。通販で。 ステレオカメラは、高校くらいの頃に欲しいな~と思いつつ、 ずっと買いそびれてきたブツなのだった。 たまたま高校の修学旅行直前に買って読んだ朝日ソノラマの「ステレオ写真入門」 (だったかな? 今は絶版だそうな) でハマって、 旅行中は普通のコンパクトカメラで、 立ち位置をずらして二度取りする方法で何組かステレオ写真を撮ったりしたが、 それっきり。 大体今入手できるステレオカメラてのは 1950 年代くらいにドッと出たものが大半で、 確実にクラシックカメラの領域のブツ。 フツーのカメラさえロクに扱ったことがない身には持て余す危険性大。 「ステレオ写真入門」にいろんな製品が載ってたのは覚えているんだが、 例の店で売りに出ているブツの仕様が分からん…
ということで Internet でウロウロ検索して回ってみて判明したモロモロ。
STEREO REALIST
売りに出ている「ステレオ リアリスト」は、 ステレオ写真の規格のひとつ「リアリストフォーマット」の語源にもなった、標準的なモデル。 だそうな。 ピント合わせ用と位置合わせ用のファインダーが別々、とか、 非セルフコッキング (フィルム巻き上げとシャッターチャージが連動してない) だとか、 カメラ方面のどシロウトにとっちゃクラクラくるくらい古い。む~。 これでも当時のカメラの機構としてはフツウだったんだろうなァ…。 で、フィルムの装填から撮影の仕方から、 写真の図解 (?) 入りで解説しているサイトも見つけた。奥が深い。
さらに、既存のカメラを改造してステレオカメラを作っている人もいた。
さらにさらに、ステレオカメラメーカー (改造メーカー?) があった! こりはびっくり。 複数あるみたいだけど、 ドイツのRBT というメーカーのステレオカメラ、 カッコイイ! 日本製一眼レフを元に作っているみたいだけど、 松本零士が好んでスケッチしそうなフォルム…。 なんか、さすがードイツメーカーって感じですな。 欲しいけどきっと高いだろうな…。 さらに、ドイツなんでどーやって買えばいいか分からん。 あとたぶん、 ステレオの仕様がリアリストじゃなくてヨーロピアンフォーマットなのではないかと思う。 分からんけど。 まァステレオ写真取れるんだったらどっちでもいいようなもんだけど…。
デジカメのステレオカメラが欲しいなァ、と思っているんだけど、 それを作って (改造して?) いるメーカーもあるようだし。 う~ん世界は広いぞ。っていうか世界中で数社しか作ってないのか。 日本のメーカーもステレオカメラなりステレオビデオなり作ってくんないかなァ…。 (デジカメ希望)
> というわけで、ムダづかいの虫がうずきまくりつつ、 Web サイトで情報を収集しつつ、 もう 3日もたっちゃってるから売り切れちゃってるかも。 半分は運を天に任せるキモチで、注文してみちゃおうかしら…。 (今さらなァ、って気持ちもちょっとはあるんだが)

1999-8-4 (Wed)

> 仕事にスキマができてて時間があるので、フラフラと本屋へ。 (ホントはフラフラとコミック売場へ行きたいところだが…今いくといくら使っちゃうか分からないので。 っつーか、いつ行ってもいくら使うか分からないからいつ行ってもいいのか別に) ステレオカメラ関係の本をちょっと探してみる。 行った本屋の「写真関係」コーナーが狭かったのもあると思うが、 ステレオ写真やステレオカメラの本は皆無…。 (ライカ関係はあふれかえってましたな。 あとぼちぼち「デジカメ」の本が並んでいたのがちょっと印象的) なんかやっぱりキワモノ扱いなのかなァ、と思いつつ、 売場を移動してコンピュータ関係とプロレス関係の本をちびちび買う。 ちびちび買ったつもりが 15K消費…。 こんな衝動買い 2~3回分の金額で迷ってたのかァ、と急に気が大きくなって、 ステレオカメラ申し込んじゃったい。 (論理の筋道が違ってる気もするが気にせず) ただ、迷ってた間に売り切れちゃってる可能性もありだけど。 メールの返事が来てみないと分からないんだった。 まァ売り切れていたら売り切れていたでいいや。
> …と書いているうちに返事が来た。 ちゃんと在庫ありとのことで、税・送料別 35Kナリ。 (両方込みで 37.8K) これが高いか安いかはモノにもよるだろうけど、 検索エンジンでちょっと見て回った感じでは、 ボってはいない値段のような気がする。 (同じ機種で 60K とかいうところもあったような)
さて~、まずはマニュアルカメラの扱い方、写真の取り方の基礎から覚えなくっちゃね… (^^;
(しかし、デジカメですら結局滅多に持ち出して使わない状態なのに、 重くて取り扱いのメンドーなステレオカメラなんかワシはちゃんと使えるのだろうか…)
> NIFTY が、 10月一杯で telnet のゲートウェイサービスを終了するという。 今までは自宅から X68k でフツウの通信ソフトで NIFTY にコネクトして、 「GO TELNET」でメニューに行って、 そこからゲートウェイで会社のサーバに telnet 経由で入って作業したりしていたんだけど、 今後は直接 hyperroad とやらにつないで TCP/IP (PPP接続) でないと telnet が使えなくなっちゃうらしい。
う~ん。便利だったのに、なんでサービス停止するかな~。 どうも NIFTY は、 従来の会員 (つーか接続形態) 対象のサービス拡充とかあんましやってくんないよな~。 asahi.com とかは、パソ通側でログインして、 メニューから自分の Web ディレクトリにファイルをアップロードするような仕掛けもあるのに、 NIFTY ではとうとうやらなかったしなァ…。

購入記録

  • 単行本「初めて使う Mule for Windows 操作ガイド」古川泰宏・駒戸いずみ共著、(株)カットシステム ISBN4-906391-50-8 C3055 ¥2300E
  • 単行本「The Entrance to a Perl User (Perl使いへの旅立ち)」中島靖、情報管理 ISBN4-7952-3099-4 C3055 ¥1800E (旧「日本語TEXT加工入門ハンドブック」改訂新版)
  • 単行本「正しいHTML4.0 リファレンス&作法 (第2版)」ビレッジセンターHTML&SGML研究チーム、ビレッジセンター出版局 ISBN4-89436-111-6 C3055 ¥1200E
  • 単行本「やさしい Emacs-Lisp 講座」広瀬雄二、(株)カットシステム ISBN4-906391-70-2 CE055 ¥2400E
  • MOOK「全日本プロレス97日目の決断」プロレスの達人 1999 Vol.19、BABジャパン ISBN4-89422-347-3 C0075 ¥943E
  • 単行本「胎動 プロレス新世紀論」三沢光晴・蝶野正洋、アミューズブックス ISBN4-906613-43-8 C0095 ¥857E
  • 単行本「熱き握り拳」小橋健太、ぶんか社 ISBN4-8211-0666-3 C0075 ¥1400E
> Mule の本は人にあげるため。あげる前に読むけど。
Perl の本は、これも人に勧めるキッカケになるかなァ、と思って。 まァこれもまず自分で読むだナ。
HTML の本は、以前買った本の第2版だったので。 相変わらず「(苦笑)」などとヘロい表記が不要に多い、 バクゼンとあまりいい印象の持てない本だけど、 まァ仕事でも使うし、しゃーないわな。とりあえず。
Emacs-Lisp の本は、すでに持ってるんだよなァ。別のを。 でも全然読んでない上に同じようなシロモノを買っちゃってる時点でダメっすね。
プロレス本はなんとなく最近買うことが多いっちゅーか…。 自分で体動かす類のことは全般にダメだし、 プロレスだって会場に足を運んだことは実は一度もないんだけど。 (ホントは「試合を見に行く」べきなんだよな)
> 今秋からサービス開始予定、という、 xDSL ベースで月額 5K 程度で上り下り 1Mbps くらいで常時接続、の新会社 東京めたりっく通信(株)だが、 ニュースには、ソネットと数理技研の共同出資による設立、みたいな記述があったので、 てっきりso-netがからんでるのかと思ってたら、 ソネット という xDSL ベースの技術の会社だった。 なんだ~。どうりで。 so-net がからんでて「ベンチャー」はヘンだもんなァ。
つーことでとりあえず「仮予約」申し込んでしまった。 実際のサービスがどうなるかワカランが (守秘義務がどうとかで、 まだ FAQ すらできてない状態の模様) 予約はタダだしな。 楽しみに待つことにしやう。

1999-8-5 (Thu)

> 楽しい (?) ニュース。 MS が 3日、最新の Windows 2000 ベータ版と IIS サーバを用意して、 クラッカーに「侵入してみぃ」と“公開テスト”をしたところ、 誰も侵入すらできなかった…システムがほとんど一日中ダウンしていたため。 とのこと。
う~む見事に典型的なオチであるな。 そうまで体張って笑いをとらなくても。 MS って実は結構サービス精神豊かな企業のかも…?
> Mule 、 yahtml モードの代わりに html-helper モード入れてみたけど、 やっぱしインデントが不自由だなァ…。 設定が悪いのかな~。 いや、きっと自分で書かないとダメってことなんだろうな。やっぱし。 めんどくせー。 (っていうかやり方が分からん)

1999-8-6 (Fri)

> 去年 (だったかな、もうウロ覚え) のメールサーバの queue buffer あふれ騒動以来、 時々 queue の様子を覗いてみているんだが、 メールアドレスの書き間違いでたまってるメールが、うちのサーバの場合結構多い。 っていうか queue で停滞してるメールの停滞原因の大半は宛先の書き間違いな気がする。 何日か retry した後にちゃんとエラーメールが差出人に返るようにはなっているが、 急ぎの用件なんかだと何日も経ってから相手に届いてなかったことが判明しても遅いワケだ。 つーことで、前からやろうと思っていた cron で mail queue を見に行って、 エラーでたまってるっぽいメールを発見した場合差出人に警告を自動メールするしかけを作ってみた。 (比較的簡単な perl スクリプト…) そうなると今度は、誰か宛先違いのメール出さないかな~と誤った期待で他人のポカを待っちゃったりして。 幸い (?) 早速お客さんが引っかかってくれて、動作確認もできたしめでたしめでたし。 こんなような、誰でも作れるようなコモノをちまちま作ってる時が一番シアワセかなァ。
> とかいってるうちにもう届いた。ステレオカメラちゃん。 はえぇ。まだ心の準備が。
リバーサルで撮るのがフツウらしいんで、リバーサル買ってこなくっちゃ。 まったくフィルム現像代がかからないと思ってデジカメ買ったのに、 まだ400枚も撮ってないうちからこんなカメラ買っちゃうし。 バカですね。せめて壊れないように大事に使いこなしてやらないと…。
> 帰って寝たりしないといけないんで、 ステレオカメラちゃんについてはあとでゆっくり。
(あとでゆっくりのつもりでホッタラカシてるコンテンツばっかしやなァ…)

1999-8-9 (Mon)

> 某サイトに書いてあったんで早速試してみた。 Microsoft-IIS/4.0 使用のWebサイトで、 HTTP で HEAD 取得すると、本体までズルズル流れ出てくる。という。 あ~ホントだ。 (*9-1) もう、なんちゅーか、どう反応してよいものやら。 こんな基本中の基本の決まりが守れてない HTTP サーバを出す会社が、 世界一の金持ちの持ち会社ってあたりが…。 あまりにも典型的すぎて逆に作り事くさくって、 戯画にも寓話にもハズカシすぎて使えないですな。 それがまた、めいっぱいハバきかせてたり、 さらにそれを「ありがたがって」使ってる連中がいたり、ってあたりがまたなんとも。 う~ん、これってなんなんだろうねぇ…。
ちなみに具体的には、 www.yahoo.co.jp あたりがそうです。

蛇足的脚注

*9-1 : HTTP で HEAD 取得
HEAD 取得を手動でやるには。
  1. telnet クライアントで、例えば
    telnet www.yahoo.co.jp 80
    とポート 80 (HTTP の標準ポート) でセッションを開く。 (相手が 8080 など、 80 以外のポートを使用していた場合は当然それに合わせる)
  2. コネクトしたら、
    HEAD / HTTP/1.0
    で HEAD 取得を要求する。 (上記の「/」はルートディレクトリに対しての HEAD 取得ってことで、 これが例えばルートの menu.html 対象だったら
    HEAD /menu.html HTTP/1.0
    とかになります。あと、改行は 2回入れないと反応がないかも)
こんな感じです。 フツーの WWW サーバだったら HEAD 情報だけ出して、 すぐにセッションをクローズしてくるハズです。 ちなみに上記の用語などは不正確なので注意のこと。

1999-8-26 (Thu)

> いえ~い 200GB ! 早く売れ~!

1999-8-31 (Tue)

> ちっ。上のリンク先は asahi.com だったんだが、速攻で消えてやんの。 ワザと残さないようにしてるのか、URL をコロコロ変えないことの重要性に思い至ってないのか、 いずれにしてもゼンゼン分かってないって感じだな~。 そんなハンパな提供の仕方してるくらいならいっそインターネットでニュース流すのなんかやめちゃえば asahi.com。
> で、肝心のニュースの内容は、こんなやつだったんだけど。
『情報量はDVDの40倍の200Gバイト 工技院、新方式のディスク開発 - 開発されたディスクは直径12センチ。コンパクトディスク(CD)やDVDと大きさや形はほぼ同じだが、半透明で向こう側が透けて見える。情報を記録できる容量は、従来のDVDが4.7Gバイトなのに対し、新ディスクは200Gバイト。 』
他のニュースサイトをちょっと探してみたけど、同じニュースは見あたらなかった。 朝日だけで流したものなのか、朝日だけ遅れたタイミングで流したものなのか、 それもよく分からんのだけど…。 結構面白いニュースだと思うんだけどなんでほかで見あたらないかなァ。 う~ん。ナゾだ。インターネットのニュース系サイトのニュースソースってやっぱし 「一律に偏ってる」のかなァ。
(印刷されているモノは最近めっきり目を通していないので、 どのように報道されたものか (またはされなかったものか) は分からん)

購入記録

  • コミックス「朝からピカ☆ピカ (7)」山口美由紀、白泉社 ISBN4-592-17077-6 C9979 ¥390E
  • コミックス「朝からピカ☆ピカ (8)」山口美由紀、白泉社 ISBN4-592-17078-4 C9979 ¥390E
  • コミックス「朝からピカ☆ピカ (9)」山口美由紀、白泉社 ISBN4-592-17079-2 C9979 ¥390E
  • コミックス「いいようにはしないから (1)」伊藤理佐、講談社 ISBN4-06-337401-7 C9979 ¥571E (0)
  • コミックス「大王」黒田硫黄、イースト・プレス ISBN4-87257-175-4 C0979 ¥999E
  • MOOK?「クラシックカメラ専科 No.27 特集:ステレオワールド」カメラレビュー、朝日ソノラマ (1993年12月25日発行)
> 他…雑誌 (PCing 1999.9) とか…雑誌は記録してないなそういえば。(どーでもいいか)
「大王」は、ほぼ衝動買い。こんな感じの描線のマンガ、昔はよく買って読んでたような気がする。