2005年3月。
Vine Linux 3.1 の設定まわりの雑多なメモ。
相変わらずウソを書いてる可能性がなきにしもあらず。
2007.8 追記: 先日試しに古いノートパソコン (ThinkPad 570) に Vine Linux 4.2 をインストールしてみたところ、 gnome 環境でのキーバインド設定もメニューからできるようになっていたし、 インストールした時点でデフォルトでフレームバッファが有効にもなっていた。
コンソールでは root 権限で kbdconfig を使えば OK だが (jp106_Ctrl_CAPS を選択する) 、 この設定結果は gnome には反映されない。 gnome で設定するにはいろいろと方法があるらしい。 っていうより環境によって設定方法がいろいろ違うのか?
ここで挙げる手段は、特定のサーバ上シェルと限定されるが、希望する使い勝手に変更させることが可能だ。自分だけが利用するサーバ上のアカウントであれば、キー割り当てを入れ替えてしまえばよい。
$ vi ~/.xmodmaprc remove Lock = Caps_Lock remove Control = Control_L keysym Control_L = Caps_Lock keysym Caps_Lock = Control_L add Lock = Caps_Lock add Control = Control_L # vi ~/.xinitrc xmodmap $HOME/.xmodmaprc
さらに、日本語キーボードの「全角/半角」キーと「ESC」キーも入れ替えたい場合には、「~/.xmodmaprc」ファイルに次の行も追加すればよい。
keycode 9 = Zenkaku_Hankaku keycode 49 = Escapeエンタープライズ: Linux Tips - 「Ctrl」「Caps Lock」キーを入れ替えたい
Vine Linux 2.xの場合は、rootで/etc/X11/XF86Configを開いて以下の部分を修正する。
# XkbOptions "ctrl:swapcaps" ←行頭の#を取る
保存終了したら、X Window Systemを再起動する。
Vine Linuxのシステム管理 12.1.2.8. X Window Systemの設定
どうせ自分一人しか使わん環境なんでむしろユーザごとに設定する方法だとメンドウと思い、
後者寄りの方法で変更。
(しかし実際に作業した時に参考にしたサイトが再度検索したけど見つからん…。
/etc/X11/X86Config
の方ではなく /etc/X11/xorg.conf
中の、
「Section "InputDevice"
」内に、
「Option "XkbOptions" "ctrl:swapcaps"
」を追加)
しかし、これくらい gui から簡単に変更できないもんなのかなァ…。 (コンソールの設定はコンソールからでも一向に構わんけど)
Vine Linux 3.0 からは kon が廃止され、 そのままでは日本語を表示できない。 フレームバッファを有効にすることで日本語表示を可能にし、 コンソールの画面モードもいろいろ設定できるらすぃ。
というわけで、
起動時に「lilo vga=791
」で起動して無事フレームバッファモードで起動することを確認したのち、
/etc/lilo.conf
を修正 (「vga=0x317
」を追加) し、
/sbin/lilo
を実行して設定を反映。
(指定は 10進数でも 16進数でも可らしい)
prompt timeout=50 default=linux boot=/dev/hda map=/boot/map install=menu message=/boot/message image=/boot/vmlinuz-2.4.27-0vl7 label=linux initrd=/boot/initrd-2.4.27-0vl7.img read-only root=/dev/hda3 vga=0x317 append=" resume2=swap:/dev/hda5" other=/dev/hda1 optional label=win2k
色数 | 解像度 | ||
---|---|---|---|
800×600 | 1024×768 | 1280×1024 | |
256色 | 771 (0x303) | 773 (0x305) | 775 (0x307) |
65536色 | 788 (0x314) | 791 (0x317) | 794 (0x31a) |
224色 | 789 (0x315) | 792 (0x318) | 795 (0x31b) |