2010年6月。自分用メモ。
「MySQL のかわりに SQLite を使った WordPress のインストール」で、
Cygwin 環境からメールを送信できるようにしておかないと不都合があったため、
MTA である exim (exim4) をインストール。
うろ覚え・ウソを書いてる可能性がないとは言えないので、 間違いがあったらご容赦。
使用したブラウザは Firefox 3.6.3。
PHP は導入済。tar ball より make。
最初 5.3.1 を入れようとしたらエラーでコケやがってコンパイルできなかったんでメンドくさくなり 5.2.* を入れた。
Cygwin の setup.exe より、 exim をインストール。
shell 上から exim-config コマンドで exim.conf の雛形を作る。
設定過程でいろいろ聞かれるので適宜入力しつつ進める。
「fully qualified primary host name
」
はどう設定しておけばいいかよくわからなかったので
プロバイダのメールサーバの FQDN mail.asahi-net.or.jp を入れておいた
(たぶんだが、メール受信しない場合はあんまし関係ないんじゃないかな…という気がする…)。
←このへんは後日なにか不具合が発生したら追記・修正するかも
/usr/sbin/sendmail のシンボリックリンクは必要なので作成しておく。
後から手作業で作成でも可。→「ln -s /bin/exim /usr/sbin/sendmail
」
exim は postfix や qmail などと違って、
メールを送信するだけなら Daemon として走らせる必要はないとのことであるので、
「do you want to start the exim daemon as a service now
」は NO としておく。
これでパーミッションなどが適切にセットされた /etc/exim.conf
ファイルが作成される。
/etc/exim.conf をエディタで開いて適宜編集。
「begin routers
」とある行の直下に、以下を挿入。
smart_route: driver = manualroute domains = !+local_domains transport = remote_smtp route_list = * op25b.asahi-net.or.jp
他にもなんかあったかな…?
コマンドラインより。
sendmail -f from-adr@foo.example.com to-adr@bar.example.com
to: to-adr@bar.example.com
from: from-adr@foo.example.com
subject: test
test.
.
上記メールアドレスはダミーだが、実際のテスト送信ではいずれも実在のアドレス (自分の) を使用のこと。 特に送信元アドレス (というかホスト?) が実在してないと op25b.asahi-net.or.jp に弾かれる。
ローカル配信とか外からの受信とかは考えないのでこれにて完了。 ローカルの管理者宛メールを受信したい場合はたぶん /etc/aliases を適宜設定しておけばいいんだと思う (やってない)。